「おれの言うのは国のことだ。国のことを案じてばかりいてまだまだ惚れていなかった。惚れてしもうたら楽しいものに違いないぞ」
(中略)
「よし、熱いのを一本貰ってすーっと飲んで、すーっと帰ろう。そうだ、惚れなければ何もできん。惚れてしまえば思案のほか……世間の常識などにはない惚れた思案が出て来るはずじゃ」
「ここしばらくは惚れる修行じゃ。女に惚れ、酒に惚れ、人間に惚れ、国に惚れる……惚れると生命もいらなくなって、それで楽しいのだからなぁ」
(出典:高杉晋作(1) 山岡 荘八 講談社)
![]() | 高杉晋作(1)(山岡荘八歴史文庫77) (1986/08/28) 山岡 荘八 商品詳細を見る |
高杉晋作の言葉として、出てきます。
今の僕には非常に重い、考えさせられる言葉でした。
【惚れる】。
この言葉は、一般的には恋愛にしか用いません。
しかしここではその範囲を広げ、酒・人間・国にまで及ばせています。
カッコイイ。。。
【惚れる】という、このひどく直感的な感情ほど強いものって
そうはありませんよね。
理屈やら体裁やら、そうした表面的なものを吹き飛ばす力を持っていると思いませんか。
『好き』や『愛している』という言葉とは
一線を画している感があります。
自分の人生を振り返ってみても
『好き』や『愛している』レベルのことは、たくさんあったように思いますが
【惚れる】レベルのものとなると、そうはなかなか…。
人生で1つ、見つけることができれば御の字なのかもしれません。
【惚れる】という言葉は
一目惚れ、という言葉に代表されるように
自分の力や意思ではどうする事もできないようにも思えます。
しかし、上記の言葉では、『惚れる修行』とあります。
【惚れる】ためには、意識的に努力する必要がある。
もちろん、この場合の修行とは
「ほれたいほれたいほれたい……」
と念じ続けるというようなものではなく(当たり前)
「さまざまなことに関心を持ち、深いところまで理解しようとする」であったり
「当事者の気持ちで考えてみる、行動する」といったものだとは思います。
いや、そんな堅いことではなく
「ものごとを楽しみ尽くす」といったものかも知れません。
具体的に何を想像するかは、ひとそれぞれだと思います。
僕が今回本書を読み返して、ひどく突き刺さったのは
『受け身ではない』ということ。
『惚れる修行』という言葉に受動的な要素はすこしもありません。
すごく積極的。自分から働きかけています。
たまたま偶然、【惚れる】ものと出逢える確率って
どれほどのものですかね?
……自分自身から積極的に動いていないと
出逢えないと思うんです。
たまたま偶然出逢えたひとは
その偶然によって人生が大きく変わるのかもしれません。
ですが、たいはんのひとは
【惚れる】のなんたるかを知らず
知らないままこの世を去っていくのだと思います。。。
僕がショックだったのは
「このまま毎日を過ごしていると
【惚れる】ということを知らないまま
人生が終わってしまうかもしれない」
と感じてしまったから。
それはイヤだなぁ。
なので
の精神を忘れないでいこうと思います。「ここしばらくは惚れる修行じゃ」
の境地にたどり着けるまで。「惚れると生命もいらなくなって、それで楽しいのだからなぁ」
――ちなみに高杉晋作は27歳で亡くなっています。
信じられないなぁ。
成し遂げたことが大きすぎる。
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2011年後半から、月に1つのペースで続けている
【美術館・展覧会】巡り。
以前はまったく行ったことがなかったものの
このままだと感性がさびおちてしまうと危機感を抱いて。
……とまあ、最初はそんな理由だったのですが
最近はただ純粋に見たくて。
ホンモノを。
テレビや写真でなら
簡単に世界的な名画や美術品を見ることができるようになりましたが
だからこそ、足を運んで
ホンモノを見る意味があります。
やっぱりホンモノには、
画面や画像からは見ることができない”何か”がありますよ。
いままでは、美術館などに行っても
特にブログやSNSなどで取り上げようとは思わなかったのですが
これからはホンモノを見て感じたことをなんとか言語化してみようと思います。
1月に行ったのは
美術館「えき」KYOTOの
生誕250年記念展 北斎の富士 冨嶽三十六景と富嶽百景
期間が短くて、明後日22日には終わってしまいます。
僕は平日の真っ昼間に行ったのですが
それでも混んでいました。
……まあ、95%はご高齢の方でしたが。
タイトルからもわかるのですが、
結構な作品数です。
混んでいたこともあり、
言葉は悪いですが、流れ作業的に
パッパパッパと見ていかなければなりませんでした。
…正直もっとじっくり見たかった。
図録を購入したので、思い出すことはできるんですけどね。
『冨嶽三十六景と富嶽百景』。
富士山が画面に描かれている共通点があるとはいえ
そのジャンルは様々。
むしろ、よく富士山という存在を画面に残したまま
多種多様な表現をしたもんだ、と舌を巻きます。
富士山って、自己主張強いですよ。
ときには富士山をメインに配置し、
ときには富士山をちいさな湯飲みに反射させる。
富士山を遠くから眺めるものもあれば、
富士山の岩壁を歩いているものもある。
その想像力・着眼点はお見事。
あと人間の動き。
富士山が障子に逆さまに映っている絵があるのですが
(カメラの原理らしいです)
それをみたひとのリアクション。
「リアクション芸人かっ!」っていうくらい
全身で驚きを表現しています。
後ろ姿しかわからないのに、
「これは驚いてるよね」とはっきりわかります。
人間の表情も、なんていうか凛々しいというよりは
おっちょこちょいな顔なんですよね。全般的に。
『富嶽三十六景』は
Wikipediaに画像付きでありました。
Wikipedia:富嶽三十六景
このなかから、自分が好きなものを選ぶ。
それだけで、そのひとのセンスがよくわかりそうです。
…センスというよりは、好みかな。
やはり有名な、よく見かけるものは
独特のすごみがありました。
この美術展のパンフレットに載っているものとか。
でも個人的に一番引きつけられたのは
『甲州三坂水面』でした。
上記Wikipediaだと下から2番目にあります。
展示されていたものは、もっと青く落ち着いた感じでした。
実際に見えている富士山は、岩肌がごつごつしているのに
水面に反射している富士山は頂上に雪が積もったきれいな姿。
本来ならありえないこの描写。
でもだからこそ、うったえかけてくるものがありました。
今回見た作品のなかで最も心に残っています。
浮世絵だからこそ出せる色合い、風合い。
これはぜひとも、ホンモノに触れてもらいたいところ。
そして感想を聞いてみたい。
残りあと2日しかありませんが
オススメですよー!
ちなみに。
この美術展とはまったく関係ありませんが
普段は滅多に一般公開されない国宝を
間近で見る光栄にあずかれそうです。
しかも案内付きで。月末に。
今からすごく楽しみ。
【美術館・展覧会】巡り。
以前はまったく行ったことがなかったものの
このままだと感性がさびおちてしまうと危機感を抱いて。
……とまあ、最初はそんな理由だったのですが
最近はただ純粋に見たくて。
ホンモノを。
テレビや写真でなら
簡単に世界的な名画や美術品を見ることができるようになりましたが
だからこそ、足を運んで
ホンモノを見る意味があります。
やっぱりホンモノには、
画面や画像からは見ることができない”何か”がありますよ。
いままでは、美術館などに行っても
特にブログやSNSなどで取り上げようとは思わなかったのですが
これからはホンモノを見て感じたことをなんとか言語化してみようと思います。
1月に行ったのは
美術館「えき」KYOTOの
生誕250年記念展 北斎の富士 冨嶽三十六景と富嶽百景
期間が短くて、明後日22日には終わってしまいます。
僕は平日の真っ昼間に行ったのですが
それでも混んでいました。
……まあ、95%はご高齢の方でしたが。
タイトルからもわかるのですが、
結構な作品数です。
混んでいたこともあり、
言葉は悪いですが、流れ作業的に
パッパパッパと見ていかなければなりませんでした。
…正直もっとじっくり見たかった。
図録を購入したので、思い出すことはできるんですけどね。
『冨嶽三十六景と富嶽百景』。
富士山が画面に描かれている共通点があるとはいえ
そのジャンルは様々。
むしろ、よく富士山という存在を画面に残したまま
多種多様な表現をしたもんだ、と舌を巻きます。
富士山って、自己主張強いですよ。
ときには富士山をメインに配置し、
ときには富士山をちいさな湯飲みに反射させる。
富士山を遠くから眺めるものもあれば、
富士山の岩壁を歩いているものもある。
その想像力・着眼点はお見事。
あと人間の動き。
富士山が障子に逆さまに映っている絵があるのですが
(カメラの原理らしいです)
それをみたひとのリアクション。
「リアクション芸人かっ!」っていうくらい
全身で驚きを表現しています。
後ろ姿しかわからないのに、
「これは驚いてるよね」とはっきりわかります。
人間の表情も、なんていうか凛々しいというよりは
おっちょこちょいな顔なんですよね。全般的に。
『富嶽三十六景』は
Wikipediaに画像付きでありました。
Wikipedia:富嶽三十六景
このなかから、自分が好きなものを選ぶ。
それだけで、そのひとのセンスがよくわかりそうです。
…センスというよりは、好みかな。
やはり有名な、よく見かけるものは
独特のすごみがありました。
この美術展のパンフレットに載っているものとか。
でも個人的に一番引きつけられたのは
『甲州三坂水面』でした。
上記Wikipediaだと下から2番目にあります。
展示されていたものは、もっと青く落ち着いた感じでした。
実際に見えている富士山は、岩肌がごつごつしているのに
水面に反射している富士山は頂上に雪が積もったきれいな姿。
本来ならありえないこの描写。
でもだからこそ、うったえかけてくるものがありました。
今回見た作品のなかで最も心に残っています。
浮世絵だからこそ出せる色合い、風合い。
これはぜひとも、ホンモノに触れてもらいたいところ。
そして感想を聞いてみたい。
残りあと2日しかありませんが
オススメですよー!
ちなみに。
この美術展とはまったく関係ありませんが
普段は滅多に一般公開されない国宝を
間近で見る光栄にあずかれそうです。
しかも案内付きで。月末に。
今からすごく楽しみ。
- このエントリーのカテゴリ : 【美術館・展覧会】

【本】ゼロからわかる HTML&CSS超入門 太木 裕子、山本 和泉 技術評論社
「簡単なホームページつくって」
「はいよ!」
という軽い気持ちで引き受けたホームページ制作。
……びっくりするほどややこしい。
ホームページを作るのって、こんなにも手間がかかるものなんですね。
ホームページ制作会社が何十万円も取るの、わかる気がする。
と、泣き言ばかりもいってられないので前向きに。
とりあえず、ホームページ・ビルダー16の体験版を使ってみたのですが…
土台からわかっていないので、何がどうなっているのかがさっぱり。
なので一から理解しようとネットで探したところ…
なんだかわかりづらい。数はたくさんあるのに。
――というわけで、本に頼りました。
それが本書。
短期集中で向き合って、なんとかHTML,CSSの意味がわかりました。
でもこれ、タイトル通り『超入門』。。。
本書の指示通りにホームページを作っていくと
ゼロからホームページができます。
……インターネット黎明期のころに存在したようなホームページが。
(あまり詳しくは知らないんですけど、イメージで)
このままだと、だれも見てくれない、
従って存在しないのと同義のホームページしか作れない。
でもそれは、読む前からわかってはいました。
初心者は、それぐらい簡単なところから入らないと
理解をする前に挫折すると思います。
ちょっとさびしい完成形のホームページよりも
基礎の基礎を理解できたところが大きかったです。
タグとかプロパティとか要素とかコメントとか。
それにさびしいホームページとはいえ
自分の手で一から作り上げるというのは、ちょっとした感動を味わえるかもしれません。
HTMLで自己表現、できる。
音楽や小説と同じように。
いやいや、ホームページをなめていました。
ある程度、HTMLで何を表現しているのか理解できるようになったので
参考がてら、大企業や著名な講演家のホームページを見てみると……
色々な工夫がこらされているのが伝わってきます。
かなり細かいところまで
ビシーッとこだわっているんです。
……これは数十万、場合によっては数百万、数千万
かかっちゃいますよ。
やるなぁ。
というわけで本書は、
「HTMLなにそれおいしいの」
というレベルの方にオススメな一冊。
逆にいうと
少しでもHTMLをかじったことがある方には物足りないこと必至。
僕は、もう一冊、踏み込んだ内容の本が欲しくなってます。
……それにしても。
ブログって、ほんと偉大ですね!
恐ろしいレベルです。
こんな便利なものだったなんて……!
多くのひとが、
「ブログだと書くだけだからハードル低いですよー」
という意味がようやく理解できました。
いままでは
「そうは言ってもテンプレートとかプラグインとめんどいよ?」
と思っていたのですが
「ホームページに比べると、楽ですよね!!」
と共感しまくり。
書くだけで、それ以外の作業がいらないなんて……!
そしてそして、リンクを張ったり文字を大きくしたり、引用したりが
こんなにも簡単にできるなんて……!
ブログという概念を生み出したひと、尊敬する。
あなたは歴史を変えているのかも。
というわけで、しばらくはホームページ作成にむけて
力を振り向けます。
独力で立ち向かうのは効率が悪いですが
これも広い意味で「自分のアタマで考える!」ことになるでしょう。
…なって欲しい!
![]() | ゼロからわかる HTML&CSS超入門 (2011/02/11) 太木 裕子、山本 和泉 他 商品詳細を見る |
「簡単なホームページつくって」
「はいよ!」
という軽い気持ちで引き受けたホームページ制作。
……びっくりするほどややこしい。
ホームページを作るのって、こんなにも手間がかかるものなんですね。
ホームページ制作会社が何十万円も取るの、わかる気がする。
と、泣き言ばかりもいってられないので前向きに。
とりあえず、ホームページ・ビルダー16の体験版を使ってみたのですが…
土台からわかっていないので、何がどうなっているのかがさっぱり。
なので一から理解しようとネットで探したところ…
なんだかわかりづらい。数はたくさんあるのに。
――というわけで、本に頼りました。
それが本書。
短期集中で向き合って、なんとかHTML,CSSの意味がわかりました。
でもこれ、タイトル通り『超入門』。。。
本書の指示通りにホームページを作っていくと
ゼロからホームページができます。
……インターネット黎明期のころに存在したようなホームページが。
(あまり詳しくは知らないんですけど、イメージで)
このままだと、だれも見てくれない、
従って存在しないのと同義のホームページしか作れない。
でもそれは、読む前からわかってはいました。
初心者は、それぐらい簡単なところから入らないと
理解をする前に挫折すると思います。
ちょっとさびしい完成形のホームページよりも
基礎の基礎を理解できたところが大きかったです。
タグとかプロパティとか要素とかコメントとか。
それにさびしいホームページとはいえ
自分の手で一から作り上げるというのは、ちょっとした感動を味わえるかもしれません。
HTMLで自己表現、できる。
音楽や小説と同じように。
いやいや、ホームページをなめていました。
ある程度、HTMLで何を表現しているのか理解できるようになったので
参考がてら、大企業や著名な講演家のホームページを見てみると……
色々な工夫がこらされているのが伝わってきます。
かなり細かいところまで
ビシーッとこだわっているんです。
……これは数十万、場合によっては数百万、数千万
かかっちゃいますよ。
やるなぁ。
というわけで本書は、
「HTMLなにそれおいしいの」
というレベルの方にオススメな一冊。
逆にいうと
少しでもHTMLをかじったことがある方には物足りないこと必至。
僕は、もう一冊、踏み込んだ内容の本が欲しくなってます。
……それにしても。
ブログって、ほんと偉大ですね!
恐ろしいレベルです。
こんな便利なものだったなんて……!
多くのひとが、
「ブログだと書くだけだからハードル低いですよー」
という意味がようやく理解できました。
いままでは
「そうは言ってもテンプレートとかプラグインとめんどいよ?」
と思っていたのですが
「ホームページに比べると、楽ですよね!!」
と共感しまくり。
書くだけで、それ以外の作業がいらないなんて……!
そしてそして、リンクを張ったり文字を大きくしたり、引用したりが
こんなにも簡単にできるなんて……!
ブログという概念を生み出したひと、尊敬する。
あなたは歴史を変えているのかも。
というわけで、しばらくはホームページ作成にむけて
力を振り向けます。
独力で立ち向かうのは効率が悪いですが
これも広い意味で「自分のアタマで考える!」ことになるでしょう。
…なって欲しい!
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- お金で買えるものの大きさは? (11/16)
- このエントリーのカテゴリ : 本【自己投資】

【本】自分のアタマで考えよう ちきりん ダイヤモンド社
2012年1月12日。
『自分のアタマで考えよう』刊行記念 ちきりん さん講演会に参加しました。
ほんと、いろいろと考えさせられる講演会だった。
そのなかでも一番大きかったのは
ちきりんさんのお話を実際に聞く事ができたこと。
本を読んでいると
「このひとのアタマの中はどうなっているんだ…?」
と、感心しまくり。
特に本書で取り上げられている自殺についての考察なんて
考えたことがなかった。
データを読んだことはあるのに
その解釈を自分ではしていなかった。
せっかくなので、ブログを読んでいる方にも
自分のアタマで考える訓練の機会を。
ちきりんさんは、「考えるための材料」として
自殺統計をよく使われるそうです。
理由は
僕も自殺についてはいろいろと考えていたのですが
……と書くと語弊がありますね。自殺対策についていろいろと考えていたのですが
(なんといっても、自分の夢は世の中から自殺をなくすことですから!)
……考えてはいなかったのかなぁ。
ではでは、警察庁発表の自殺統計です。
自殺統計
平成23年についてはまだ資料が月別のものしかありませんが
平成16年から平成22年まで見ることができます。
……さて。
何か読み取れたでしょうか。
それともただの数字の羅列にしか見えなかったでしょうか。
平成22年度は総数31,690人。
統計として数字に表されますが
この数字の中のひとりひとりに
親がいて、子供がいて、好きなひとがいて、友だちがいて……
目標があったり、趣味があったり、夢があったりしたんだろうなぁ。
――と思いをはせるのも大事ですが
それは今回の記事のテーマ、
「自分のアタマで考える!」ではありません。
この統計から何が読み取れるのか。
有効な自殺対策はあるのか。
なぜ3万人も自殺しているのか。
もちろん正解はありません。
多くのひとが向き合っているのに
解決の糸口も見えてきません。
だからこそ、考えなければ。
この自殺統計に関するちきりんさんの考察が秀逸。
同じ材料を手にしても
活用するひとによって、こうまでも価値が変わってくるのか、と。
ちなみに本書のなかで
内閣府が発表している『自殺対策白書』を
最初に読まない方がいいとあります。
自殺対策白書
これを最初に読んでしまうと
と思ってしまうから。
そして僕は、この『自殺対策白書』を読んで
「なるほど、そうなのか」
と思考停止していました…orz
そして一度先入観ができてしまうと
新しい見方、切り口を見つけることが難しくなるわけで…。
ほんと、「自分のアタマで考え」ていなかった。
……でもいちいちそんなことを考えていたら
時間がいくらあっても足りないじゃないか!
そう思ったあなた(僕)。
”知識”と”思考”が混在してしまっている可能性があります。
「自分のアタマで考える」ためには
どうしても時間がかかります。
その時間が惜しいと思ってしまうとしたら……
おそらくいままで正解を得ることに力を入れすぎてきたのかもしれません。
正解を得ることが目的なら、
「自分のアタマで考える」必要はなく
答えを探せばいいだけですから。
でも、今回とりあげた自殺対策のように
世の中で大きく問題となっているものは
だれもが認める絶対的な正解なんてものはありえませんよね。
そんなときはどうすればいいのか。
その答えが
「自分のアタマで考えよう」
だと僕は思います。
話はもどって講演会に。
『自分のアタマで考えよう』なんて言っても
「それは頭のいい人がやればいいんじゃないの。
僕にはさっぱりだ!」
……みたいなひねくれ根性が、ありました。
僕も考えることは好きですが
なんていうか次元が違うというか
「僕の”考える”と
ちきりんさんの”考える”って同じじゃないよね」というか。
……そんなあきらめのような気持ちも、ありました。
でも実際に講演会を拝聴して――。
「あ、ちきりんさんも同じ人間だ」と思いました。
「じゃあ、いままで宇宙人と思っていたのかヨ!」とつっこまれそうですが
もしかすると思っていたのかもしれません。
自分と同じ世界のひとだとは思っていなかったのかも。
……まあ、考えようによっては別世界のひとではあるのですが
同じ空気を吸っているんだなぁ、と実感したというか。
でもいままでも著者さんの講演会に行ったことはあるんですよね。
それなのになぜ今回に……?
ひいき目にみて考えると
自分の能力・経験が向上したから!
冷静に考えると
肩書きや見た目で判断していたから……。
肩書きで判断するひと、だいっきらいなんだけどなぁ。
自分もそうしているのかなー。。。
失礼な奴だな。僕は!
……と、ともかく。
2012年は「自分のアタマで考える」ことを
大きなテーマにします。
さあ、考えるぞー(^^)/
で終わらせると、かけ声だけになってしまいそうなので
なにかしら具体的な目標に落とし込まないといけませんね。
![]() | 自分のアタマで考えよう (2011/10/28) ちきりん 商品詳細を見る |
2012年1月12日。
『自分のアタマで考えよう』刊行記念 ちきりん さん講演会に参加しました。
ほんと、いろいろと考えさせられる講演会だった。
そのなかでも一番大きかったのは
ちきりんさんのお話を実際に聞く事ができたこと。
本を読んでいると
「このひとのアタマの中はどうなっているんだ…?」
と、感心しまくり。
特に本書で取り上げられている自殺についての考察なんて
考えたことがなかった。
データを読んだことはあるのに
その解釈を自分ではしていなかった。
せっかくなので、ブログを読んでいる方にも
自分のアタマで考える訓練の機会を。
ちきりんさんは、「考えるための材料」として
自殺統計をよく使われるそうです。
理由は
日本では自殺が深刻な社会問題であり、みんなで知恵を出しあって防止策を考える必要がある
です。自殺に関してはまだ誰も正解を見つけていないから
僕も自殺についてはいろいろと考えていたのですが
……と書くと語弊がありますね。自殺対策についていろいろと考えていたのですが
(なんといっても、自分の夢は世の中から自殺をなくすことですから!)
……考えてはいなかったのかなぁ。
ではでは、警察庁発表の自殺統計です。
自殺統計
平成23年についてはまだ資料が月別のものしかありませんが
平成16年から平成22年まで見ることができます。
……さて。
何か読み取れたでしょうか。
それともただの数字の羅列にしか見えなかったでしょうか。
平成22年度は総数31,690人。
統計として数字に表されますが
この数字の中のひとりひとりに
親がいて、子供がいて、好きなひとがいて、友だちがいて……
目標があったり、趣味があったり、夢があったりしたんだろうなぁ。
――と思いをはせるのも大事ですが
それは今回の記事のテーマ、
「自分のアタマで考える!」ではありません。
この統計から何が読み取れるのか。
有効な自殺対策はあるのか。
なぜ3万人も自殺しているのか。
もちろん正解はありません。
多くのひとが向き合っているのに
解決の糸口も見えてきません。
だからこそ、考えなければ。
この自殺統計に関するちきりんさんの考察が秀逸。
同じ材料を手にしても
活用するひとによって、こうまでも価値が変わってくるのか、と。
ちなみに本書のなかで
内閣府が発表している『自殺対策白書』を
最初に読まない方がいいとあります。
自殺対策白書
これを最初に読んでしまうと
「なるほど、そうなのか」
と思ってしまうから。
そして僕は、この『自殺対策白書』を読んで
「なるほど、そうなのか」
と思考停止していました…orz
そして一度先入観ができてしまうと
新しい見方、切り口を見つけることが難しくなるわけで…。
ほんと、「自分のアタマで考え」ていなかった。
……でもいちいちそんなことを考えていたら
時間がいくらあっても足りないじゃないか!
そう思ったあなた(僕)。
”知識”と”思考”が混在してしまっている可能性があります。
「自分のアタマで考える」ためには
どうしても時間がかかります。
その時間が惜しいと思ってしまうとしたら……
おそらくいままで正解を得ることに力を入れすぎてきたのかもしれません。
正解を得ることが目的なら、
「自分のアタマで考える」必要はなく
答えを探せばいいだけですから。
でも、今回とりあげた自殺対策のように
世の中で大きく問題となっているものは
だれもが認める絶対的な正解なんてものはありえませんよね。
そんなときはどうすればいいのか。
その答えが
「自分のアタマで考えよう」
だと僕は思います。
話はもどって講演会に。
『自分のアタマで考えよう』なんて言っても
「それは頭のいい人がやればいいんじゃないの。
僕にはさっぱりだ!」
……みたいなひねくれ根性が、ありました。
僕も考えることは好きですが
なんていうか次元が違うというか
「僕の”考える”と
ちきりんさんの”考える”って同じじゃないよね」というか。
……そんなあきらめのような気持ちも、ありました。
でも実際に講演会を拝聴して――。
「あ、ちきりんさんも同じ人間だ」と思いました。
「じゃあ、いままで宇宙人と思っていたのかヨ!」とつっこまれそうですが
もしかすると思っていたのかもしれません。
自分と同じ世界のひとだとは思っていなかったのかも。
……まあ、考えようによっては別世界のひとではあるのですが
同じ空気を吸っているんだなぁ、と実感したというか。
でもいままでも著者さんの講演会に行ったことはあるんですよね。
それなのになぜ今回に……?
ひいき目にみて考えると
自分の能力・経験が向上したから!
冷静に考えると
肩書きや見た目で判断していたから……。
肩書きで判断するひと、だいっきらいなんだけどなぁ。
自分もそうしているのかなー。。。
失礼な奴だな。僕は!
……と、ともかく。
2012年は「自分のアタマで考える」ことを
大きなテーマにします。
さあ、考えるぞー(^^)/
で終わらせると、かけ声だけになってしまいそうなので
なにかしら具体的な目標に落とし込まないといけませんね。
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「夜明け前が一番くらい」という言葉があります。
それが本当なのかはわかりませんが
この言葉の意味するところは
一番つらいとき、それは成功まであと一歩のとき
ということです。
また努力と成果の関係は
直線ではなく指数関数
とも言われます。
やればやったぶんだけ伸びるというわけではないけれども
続けていればあるとき急激に伸びる。
それを端的に表しているのが”複利”の計算。
毎日、たった0.1%(1000分の1)成長していけば
1年後には1.44倍。
5年後には6.197倍。
10年後には38.404倍。
20年後にいたっては1474.903倍という途方もないレベルに。
達することができます。
……と言うことはわかっていても。
実際自分がどこにいるのかはわからないわけで。
もしかしたら、指数関数的には成長しておらず
まったく関係ないことをしているかもしれない。
きれいに成長カーブを描けているのかは誰にもわかりません。
でもわからないからといって
何もしなければ成長しないということだけはわかっています。
「夜明け前が一番くらい」という言葉は
上昇する直前のつらい状況を指しているんだと思います。
たとえどれだけ苦しいことでも
その行いが成果・成長につながっていると実感できれば耐えることができます。
しかし指数関数の世界では。。。
どれだけ行動しても
目に見える結果を得ることができない時間が長くあります。
努力と成果の関係が直線だと考えていれば
努力に対して思うように上がらない結果を見てあきらめてしまうかもしれません。
自分の能力の低さに泣き
才能がない自分をみじめに思うかもしれません。
あきらめが肝心、ということも確かだと思います。
上がる直前なのか、それともまったく見当外れなのか。
その境界線は、おそらく誰にもわかるものではありません。
――ですが!
僕は、指数関数だと信じているので
結果が出なくても、「これだっ!」と思うものを追求していくつもりです。
たとえ、数日、数週間、数ヶ月、数年、数十年結果が出なくても。
生きているうちに望む場所に達することができなかったとしても。
……と大きなことを書きましたが
実際は怠惰な自分と日々向き合っています。
やるべきことはわかっているんだけどなぁ。
今回、わざわざこんなことを書いたのは
努力と成果の関係が指数関数だと思えるかどうかは
ひとえに”経験”にかかっているのではないか、と思ったからです。
自分自身の体験を通して
実感できるかどうか。
家庭教師をしている僕は
その点恵まれていると思います。
最近も
「こんなに急激に点数上がるの!?」
という体験をしました。
やるべきことをやっているのになかなか点数に結びつかない。
理解も暗記も問題数もこなしている。
なのになんで?
と受験が迫り来るなかハラハラしていたのですが。
受験まであと一ヵ月というこの時期に
急に”できる”ようになりました。
教えている僕でさえ驚くほどですから
本人はもっと驚いているんだろうなぁ。
「指数関数ってこのことか!」
と実感致しました。
この体験を身体に染みこませて欲しい。
思うに、
順調にステップアップできれば
誰も挫折なんてしないはずです。
でも現実はそうではなく
努力をしているはずなのに好転しないこともあります。
だからこそ
「夜明け前が一番くらい」
と言われるのでしょうね。
結果が出る出ないに関わらず
淡々と努力し続ける。
当たり前のように。
特にすごいことをしているとも
「逆境に耐えるオレ、かっこよくね?」とも思わず。
淡々と。
なんていうことを新年早々、痛感した次第でございます。
心に刻みつけて2012年を!
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Author:ぼってぃー
キノキョウ-昨日より今日、今日よりも明日少しでも前進、向上!
税理士試験、受験生です。
昨日よりきょう、少しでも成長していきたいと思っています。ここでは主に本の紹介をしています。
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