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「おれの言うのは国のことだ。国のことを案じてばかりいてまだまだ惚れていなかった。惚れてしもうたら楽しいものに違いないぞ」
 (中略)
「よし、熱いのを一本貰ってすーっと飲んで、すーっと帰ろう。そうだ、惚れなければ何もできん。惚れてしまえば思案のほか……世間の常識などにはない惚れた思案が出て来るはずじゃ」


「ここしばらくは惚れる修行じゃ。女に惚れ、酒に惚れ、人間に惚れ、国に惚れる……惚れると生命もいらなくなって、それで楽しいのだからなぁ」



(出典:高杉晋作(1) 山岡 荘八 講談社)
高杉晋作(1)(山岡荘八歴史文庫77)高杉晋作(1)(山岡荘八歴史文庫77)
(1986/08/28)
山岡 荘八

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高杉晋作の言葉として、出てきます。

今の僕には非常に重い、考えさせられる言葉でした。


惚れる】。

この言葉は、一般的には恋愛にしか用いません。
しかしここではその範囲を広げ、酒・人間・国にまで及ばせています。

カッコイイ。。。


惚れる】という、このひどく直感的な感情ほど強いものって
そうはありませんよね。

理屈やら体裁やら、そうした表面的なものを吹き飛ばす力を持っていると思いませんか。


『好き』や『愛している』という言葉とは
一線を画している感があります。

自分の人生を振り返ってみても
『好き』や『愛している』レベルのことは、たくさんあったように思いますが

惚れる】レベルのものとなると、そうはなかなか…。
人生で1つ、見つけることができれば御の字なのかもしれません。

惚れる】という言葉は
一目惚れ、という言葉に代表されるように
自分の力や意思ではどうする事もできないようにも思えます。


しかし、上記の言葉では、『惚れる修行』とあります。

惚れる】ためには、意識的に努力する必要がある。

もちろん、この場合の修行とは

「ほれたいほれたいほれたい……」
と念じ続けるというようなものではなく(当たり前)

「さまざまなことに関心を持ち、深いところまで理解しようとする」であったり
「当事者の気持ちで考えてみる、行動する」といったものだとは思います。

いや、そんな堅いことではなく
「ものごとを楽しみ尽くす」といったものかも知れません。

具体的に何を想像するかは、ひとそれぞれだと思います。


僕が今回本書を読み返して、ひどく突き刺さったのは

受け身ではない』ということ。

惚れる修行』という言葉に受動的な要素はすこしもありません。

すごく積極的。自分から働きかけています。


たまたま偶然、【惚れる】ものと出逢える確率って
どれほどのものですかね?

……自分自身から積極的に動いていないと
出逢えないと思うんです。

たまたま偶然出逢えたひとは
その偶然によって人生が大きく変わるのかもしれません。

ですが、たいはんのひとは
惚れる】のなんたるかを知らず
知らないままこの世を去っていくのだと思います。。。


僕がショックだったのは
「このまま毎日を過ごしていると
惚れる】ということを知らないまま
人生が終わってしまうかもしれない」
と感じてしまったから。

それはイヤだなぁ。


なので

「ここしばらくは惚れる修行じゃ」

の精神を忘れないでいこうと思います。

「惚れると生命もいらなくなって、それで楽しいのだからなぁ」

の境地にたどり着けるまで。


――ちなみに高杉晋作は27歳で亡くなっています。

信じられないなぁ。

成し遂げたことが大きすぎる。
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2011年後半から、月に1つのペースで続けている
【美術館・展覧会】巡り。

以前はまったく行ったことがなかったものの
このままだと感性がさびおちてしまうと危機感を抱いて。


……とまあ、最初はそんな理由だったのですが
最近はただ純粋に見たくて。

ホンモノ
を。

テレビや写真でなら
簡単に世界的な名画や美術品を見ることができるようになりましたが

だからこそ、足を運んで
ホンモノを見る意味があります。

やっぱりホンモノには、
画面や画像からは見ることができない”何か”がありますよ。


いままでは、美術館などに行っても
特にブログやSNSなどで取り上げようとは思わなかったのですが
これからはホンモノを見て感じたことをなんとか言語化してみようと思います。


1月に行ったのは
美術館「えき」KYOTOの
生誕250年記念展 北斎の富士 冨嶽三十六景と富嶽百景


期間が短くて、明後日22日には終わってしまいます。

僕は平日の真っ昼間に行ったのですが
それでも混んでいました。

……まあ、95%はご高齢の方でしたが。


タイトルからもわかるのですが、
結構な作品数です。

混んでいたこともあり、
言葉は悪いですが、流れ作業的に
パッパパッパと見ていかなければなりませんでした。

…正直もっとじっくり見たかった。

図録を購入したので、思い出すことはできるんですけどね。


『冨嶽三十六景と富嶽百景』。

富士山が画面に描かれている共通点があるとはいえ
そのジャンルは様々。

むしろ、よく富士山という存在を画面に残したまま
多種多様な表現をしたもんだ、と舌を巻きます。

富士山って、自己主張強いですよ。


ときには富士山をメインに配置し、
ときには富士山をちいさな湯飲みに反射させる。

富士山を遠くから眺めるものもあれば、
富士山の岩壁を歩いているものもある。


その想像力・着眼点はお見事。


あと人間の動き。

富士山が障子に逆さまに映っている絵があるのですが
(カメラの原理らしいです)
それをみたひとのリアクション。

「リアクション芸人かっ!」っていうくらい
全身で驚きを表現しています。

後ろ姿しかわからないのに、
「これは驚いてるよね」とはっきりわかります。

人間の表情も、なんていうか凛々しいというよりは
おっちょこちょいな顔なんですよね。全般的に。


『富嶽三十六景』は
Wikipediaに画像付きでありました。

Wikipedia:富嶽三十六景

このなかから、自分が好きなものを選ぶ。
それだけで、そのひとのセンスがよくわかりそうです。
…センスというよりは、好みかな。

やはり有名な、よく見かけるものは
独特のすごみがありました。

この美術展のパンフレットに載っているものとか。


でも個人的に一番引きつけられたのは

甲州三坂水面』でした。

上記Wikipediaだと下から2番目にあります。

展示されていたものは、もっと青く落ち着いた感じでした。


実際に見えている富士山は、岩肌がごつごつしているのに
水面に反射している富士山は頂上に雪が積もったきれいな姿。

本来ならありえないこの描写。
でもだからこそ、うったえかけてくるものがありました。
今回見た作品のなかで最も心に残っています。



浮世絵だからこそ出せる色合い、風合い。

これはぜひとも、ホンモノに触れてもらいたいところ。

そして感想を聞いてみたい。

残りあと2日しかありませんが
オススメですよー!



ちなみに。

この美術展とはまったく関係ありませんが
普段は滅多に一般公開されない国宝を
間近で見る光栄にあずかれそうです。

しかも案内付きで。月末に。

今からすごく楽しみ。
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「簡単なホームページつくって」

「はいよ!」

という軽い気持ちで引き受けたホームページ制作。


……びっくりするほどややこしい。

ホームページを作るのって、こんなにも手間がかかるものなんですね。

ホームページ制作会社が何十万円も取るの、わかる気がする。


と、泣き言ばかりもいってられないので前向きに。

とりあえず、ホームページ・ビルダー16の体験版を使ってみたのですが…
土台からわかっていないので、何がどうなっているのかがさっぱり。

なので一から理解しようとネットで探したところ…
なんだかわかりづらい。数はたくさんあるのに。


――というわけで、本に頼りました。

それが本書。

短期集中で向き合って、なんとかHTML,CSSの意味がわかりました。
でもこれ、タイトル通り『超入門』。。。

本書の指示通りにホームページを作っていくと
ゼロからホームページができます。

……インターネット黎明期のころに存在したようなホームページが。
(あまり詳しくは知らないんですけど、イメージで)


このままだと、だれも見てくれない、
従って存在しないのと同義のホームページしか作れない。
でもそれは、読む前からわかってはいました。

初心者は、それぐらい簡単なところから入らないと
理解をする前に挫折すると思います。

ちょっとさびしい完成形のホームページよりも
基礎の基礎を理解できたところが大きかったです。
タグとかプロパティとか要素とかコメントとか。

それにさびしいホームページとはいえ
自分の手で一から作り上げるというのは、ちょっとした感動を味わえるかもしれません。


HTMLで自己表現、できる。

音楽や小説と同じように。



いやいや、ホームページをなめていました。

ある程度、HTMLで何を表現しているのか理解できるようになったので
参考がてら、大企業や著名な講演家のホームページを見てみると……

色々な工夫がこらされているのが伝わってきます。


かなり細かいところまで
 ビシーッとこだわっているんです。

……これは数十万、場合によっては数百万、数千万
かかっちゃいますよ。

やるなぁ。


というわけで本書は、
「HTMLなにそれおいしいの」
というレベルの方にオススメな一冊。

逆にいうと
少しでもHTMLをかじったことがある方には物足りないこと必至。

僕は、もう一冊、踏み込んだ内容の本が欲しくなってます。



……それにしても。

ブログって、ほんと偉大ですね!

恐ろしいレベルです。

こんな便利なものだったなんて……!


多くのひとが、
「ブログだと書くだけだからハードル低いですよー」
という意味がようやく理解できました。

いままでは
「そうは言ってもテンプレートとかプラグインとめんどいよ?」
と思っていたのですが

「ホームページに比べると、楽ですよね!!」
と共感しまくり。

書くだけで、それ以外の作業がいらないなんて……!

そしてそして、リンクを張ったり文字を大きくしたり、引用したりが
こんなにも簡単にできるなんて……!

ブログという概念を生み出したひと、尊敬する。

あなたは歴史を変えているのかも。



というわけで、しばらくはホームページ作成にむけて
力を振り向けます。
独力で立ち向かうのは効率が悪いですが
これも広い意味で「自分のアタマで考える!」ことになるでしょう。

…なって欲しい!
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2012年1月12日。

『自分のアタマで考えよう』刊行記念 ちきりん さん講演会に参加しました。

ほんと、いろいろと考えさせられる講演会だった。


そのなかでも一番大きかったのは
ちきりんさんのお話を実際に聞く事ができたこと。

本を読んでいると
「このひとのアタマの中はどうなっているんだ…?」
と、感心しまくり。

特に本書で取り上げられている自殺についての考察なんて
考えたことがなかった。

データを読んだことはあるのに
その解釈を自分ではしていなかった。


せっかくなので、ブログを読んでいる方にも
自分のアタマで考える訓練の機会を。

ちきりんさんは、「考えるための材料」として
自殺統計をよく使われるそうです。

理由は

日本では自殺が深刻な社会問題であり、みんなで知恵を出しあって防止策を考える必要がある

自殺に関してはまだ誰も正解を見つけていないから

です。

僕も自殺についてはいろいろと考えていたのですが

……と書くと語弊がありますね。自殺対策についていろいろと考えていたのですが
(なんといっても、自分の夢は世の中から自殺をなくすことですから!)
……考えてはいなかったのかなぁ。

ではでは、警察庁発表の自殺統計です。

自殺統計


平成23年についてはまだ資料が月別のものしかありませんが
平成16年から平成22年まで見ることができます。


……さて。


何か読み取れたでしょうか。


それともただの数字の羅列にしか見えなかったでしょうか。


平成22年度は総数31,690人。

統計として数字に表されますが
この数字の中のひとりひとりに
親がいて、子供がいて、好きなひとがいて、友だちがいて……
目標があったり、趣味があったり、夢があったりしたんだろうなぁ。


――と思いをはせるのも大事ですが

それは今回の記事のテーマ、
「自分のアタマで考える!」ではありません。

この統計から何が読み取れるのか。

有効な自殺対策はあるのか。

なぜ3万人も自殺しているのか。


もちろん正解はありません。

多くのひとが向き合っているのに
解決の糸口も見えてきません。

だからこそ、考えなければ。


この自殺統計に関するちきりんさんの考察が秀逸。

同じ材料を手にしても
活用するひとによって、こうまでも価値が変わってくるのか、と。


ちなみに本書のなかで
内閣府が発表している『自殺対策白書』を
最初に読まない方がいいとあります。

自殺対策白書

これを最初に読んでしまうと

「なるほど、そうなのか」


と思ってしまうから。

そして僕は、この『自殺対策白書』を読んで
「なるほど、そうなのか」
と思考停止していました…orz

そして一度先入観ができてしまうと
新しい見方、切り口を見つけることが難しくなるわけで…。

ほんと、「自分のアタマで考え」ていなかった。


……でもいちいちそんなことを考えていたら
時間がいくらあっても足りないじゃないか!

そう思ったあなた(僕)。

”知識”と”思考”が混在してしまっている可能性があります。


「自分のアタマで考える」ためには
どうしても時間がかかります。

その時間が惜しいと思ってしまうとしたら……
おそらくいままで正解を得ることに力を入れすぎてきたのかもしれません。

正解を得ることが目的なら、
「自分のアタマで考える」必要はなく
答えを探せばいいだけですから。


でも、今回とりあげた自殺対策のように
世の中で大きく問題となっているものは
だれもが認める絶対的な正解なんてものはありえませんよね。


そんなときはどうすればいいのか。

その答えが
「自分のアタマで考えよう」
だと僕は思います。



話はもどって講演会に。

『自分のアタマで考えよう』なんて言っても

「それは頭のいい人がやればいいんじゃないの。
 僕にはさっぱりだ!」

……みたいなひねくれ根性が、ありました。

僕も考えることは好きですが
なんていうか次元が違うというか

「僕の”考える”と
ちきりんさんの”考える”って同じじゃないよね」というか。

……そんなあきらめのような気持ちも、ありました。


でも実際に講演会を拝聴して――。

「あ、ちきりんさんも同じ人間だ」と思いました。


「じゃあ、いままで宇宙人と思っていたのかヨ!」とつっこまれそうですが
もしかすると思っていたのかもしれません。

自分と同じ世界のひとだとは思っていなかったのかも。

……まあ、考えようによっては別世界のひとではあるのですが
同じ空気を吸っているんだなぁ、と実感したというか。


でもいままでも著者さんの講演会に行ったことはあるんですよね。
それなのになぜ今回に……?

ひいき目にみて考えると
自分の能力・経験が向上したから!

冷静に考えると
肩書きや見た目で判断していたから……。

肩書きで判断するひと、だいっきらいなんだけどなぁ。
自分もそうしているのかなー。。。

失礼な奴だな。僕は!



……と、ともかく。

2012年は「自分のアタマで考える」ことを
大きなテーマにします。

さあ、考えるぞー(^^)/




で終わらせると、かけ声だけになってしまいそうなので
なにかしら具体的な目標に落とし込まないといけませんね。
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「夜明け前が一番くらい」という言葉があります。

それが本当なのかはわかりませんが
この言葉の意味するところは

一番つらいとき、それは成功まであと一歩のとき

ということです。


また努力と成果の関係は

直線ではなく指数関数

とも言われます。


やればやったぶんだけ伸びるというわけではないけれども
続けていればあるとき急激に伸びる。


それを端的に表しているのが”複利”の計算。

毎日、たった0.1%(1000分の1)成長していけば
1年後には1.44倍。
5年後には6.197倍。
10年後には38.404倍。
20年後にいたっては1474.903倍という途方もないレベルに。

達することができます。



……と言うことはわかっていても。

実際自分がどこにいるのかはわからないわけで。

もしかしたら、指数関数的には成長しておらず
まったく関係ないことをしているかもしれない。

きれいに成長カーブを描けているのかは誰にもわかりません。

でもわからないからといって
何もしなければ成長しないということだけはわかっています。


「夜明け前が一番くらい」という言葉は
上昇する直前のつらい状況を指しているんだと思います。

たとえどれだけ苦しいことでも
その行いが成果・成長につながっていると実感できれば耐えることができます。

しかし指数関数の世界では。。。

どれだけ行動しても
目に見える結果を得ることができない時間が長くあります。


努力と成果の関係が直線だと考えていれば
努力に対して思うように上がらない結果を見てあきらめてしまうかもしれません。
自分の能力の低さに泣き
才能がない自分をみじめに思うかもしれません。

あきらめが肝心、ということも確かだと思います。


上がる直前なのか、それともまったく見当外れなのか。
その境界線は、おそらく誰にもわかるものではありません。


――ですが!
僕は、指数関数だと信じているので
結果が出なくても、「これだっ!」と思うものを追求していくつもりです。

たとえ、数日、数週間、数ヶ月、数年、数十年結果が出なくても。
生きているうちに望む場所に達することができなかったとしても。



……と大きなことを書きましたが
実際は怠惰な自分と日々向き合っています。

やるべきことはわかっているんだけどなぁ。


今回、わざわざこんなことを書いたのは

努力と成果の関係が指数関数だと思えるかどうかは
ひとえに”経験”にかかっているのではないか、と思ったからです。

自分自身の体験を通して
実感できるかどうか。


家庭教師をしている僕は
その点恵まれていると思います。

最近も
「こんなに急激に点数上がるの!?」
という体験をしました。


やるべきことをやっているのになかなか点数に結びつかない。

理解も暗記も問題数もこなしている。

なのになんで?

と受験が迫り来るなかハラハラしていたのですが。

受験まであと一ヵ月というこの時期に
急に”できる”ようになりました。


教えている僕でさえ驚くほどですから
本人はもっと驚いているんだろうなぁ。
「指数関数ってこのことか!」
と実感致しました。

この体験を身体に染みこませて欲しい。


思うに、
順調にステップアップできれば
誰も挫折なんてしないはずです。

でも現実はそうではなく
努力をしているはずなのに好転しないこともあります。


だからこそ
「夜明け前が一番くらい」
と言われるのでしょうね。


結果が出る出ないに関わらず
淡々と努力し続ける。

当たり前のように。

特にすごいことをしているとも
「逆境に耐えるオレ、かっこよくね?」とも思わず。

淡々と。


なんていうことを新年早々、痛感した次第でございます。

心に刻みつけて2012年を!
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2012年、大きなテーマにしたいもの。

そのひとつが、”政治”です。

……と言っても、自分の意見を声高に主張するということではなく
政治の世界を観察してみたいだけですが。


2011年は多くの出来事がありました。
大阪府民としては大阪W選挙は大きかったです。

仮に大阪都構想が実現したとしても
僕が住んでいる場所は直接関係がないので、
何かが大きく変わることに期待しているわけではありませんが。。。

一人の力を持った政治家が現れることで
世の中がどう動くのか、見てみたいんです。そして覚えておきたい。


これまで政治家をみて、すごいなぁ、と思ったことは残念ながらほとんどありません。

学校行事などで話をする地方の政治家なんて記憶の片隅にも残っていませんし
国政に関わる政治家が出演しているテレビの討論番組を見ていても
・ひとの話を遮って自分の話をする
・質問にきちんと答えない
・質問に見当違いの答えをする
・自分とは異なる意見をもったひとを全面否定する
といった「人間として、それはどうよ?」と
思わざるを得ない姿しか見えませんでした。

討論、というよりも
「僕の話聞いてよ!」
と子供がだだをこねているみたいな。

……もちろん、それは本心からではなく
テレビという表現媒体だったり
様々なしがらみのなかでそう振る舞うことしかできないのかもしれません。

でも、うーん。
見ていてかっこわるいし、
なんのために政治家になったんだろう、と思う。
討論することが、政治家の本質でないことはわかってはいますが。。


政治家に強いリーダーシップを求める精神は
ともすれば危険な方向に行くかもしれませんが
現状を見ていると求めたくなってしまう。


――これが今までの考え。

このままなら、政治に興味を持つのは
「もっと歳を取ってからでいいや。
 とりあえず選挙には行っているし」
で済ませていたと思います。


でも橋下徹大阪市長が出演している討論番組を見ていて
その考えを変えざるを得なくなりました。

「テレビの討論番組って
 相手の質問に答えても成り立つんだ…!」
という、考えてみると馬鹿馬鹿しい
けれども自分にとっては新鮮な驚き。

そして実際に行動しているひとの言葉の重み
リスクを冒さず、ただコメントするだけのひとの言葉の薄っぺらさもわかりました。

これはともすれば傍観者になってしまいがちな
いまの時代には、というか自分にとって
怖いことです……。


新大阪市長は利権に切り込んでいこうとしています。

2011年、なぜか頭の中を離れなかったキーワードのひとつが”利権”。
既得権益というのは、これほどまでに強固なものなのか、と。

もちろん、自分勝手な振る舞いは批判されるべきですし、
批判することは簡単なのですが

もし自分が、甘い汁を吸える立場にいると仮定して考えてみると……
既得権益を壊そうとするひとが現れたら
「わしがお前をぶっ壊しちゃる」
みたいな展開になってしまうのかなぁ。

既得権益をなくそうとするひと(改革を行うひと)にとっては
既得権益を享受するひとたちに流れるお金は、自分の懐から出ていくものではありませんが
(行政の場合、税金という形で間接的に流れてはいますが)
既得権益者にとってはダイレクトに収入減につながります。

力の入れ方がどれくらいのものか、想像できますよね。

利権に切り込むのは
とてつもない覚悟と犠牲、代償が必要になります……。



今後、橋下徹市長がどうなっていくのか。

それがちょっぴり予想できるようになるのが本書『政治家の殺し方』。
(ようやく紹介できた)

すでに既得権益にメスを入れ、大変な目にあった政治家
前横浜市長、中田宏さんが書かれた本です。

なんかこう、読んでいて
「世の中にはこんなひとがいるんだ……」
と暗たんたる気持ちになること請け合い。

Amazonの内容紹介です。

前横浜市長は「女性スキャンダルまみれ」で「ハレンチ市長」と命名された。
悩み苦しんで「白髪頭」となり、「死」を考えたこともあった。
魑魅魍魎が跋扈する政界の隠された裏側を告白する、衝撃の書!

37歳という若さで横浜市長となった。だが、事実上、政治家として殺された。ある日、突然襲った謂れのないスキャンダルの嵐。その身の潔白は、すべての裁判で勝訴をおさめたことで証明された。では、いったいなぜそのようなことが起こったのか?裏には何があったのか?「政治家を殺すのに刃物はいらない。スキャンダルをでっち上げればいい。」彼を追い落とした人間は、いまも平然と生きながらえ、何の罪にも問われていない。地方自治をはじめとする政治のアブナイ世界だけにとどまらず、「史上最悪の人生」を味わった著者の実態にも迫る。これほどの生き地獄を味わった政治家は他にいるか?禁断の告白書!


この内容紹介に、少しでも引っかかりを感じられた方は
読んでみたほうがよいかと。

でっちあげたスキャンダルで政治家の政治生命を奪う。
マスメディアの役割って、こんなものでしたっけ?

マスメディアの大きな柱となる
(政治家の)不正を暴く、という機能はとても大切です。
裏で何をしても批判されなければ、増長する人間はたくさんいるでしょう。
でもだからといってマスメディアは何をしてもいいわけではない。

不正を暴く/確証が取れていない情報を載せる(でっちあげ)。
この境界線でこそ、編集能力が問われると思うのです。

でっちあげを見抜けなかったにせよ
明確な意図を持って、でっちあげたにせよ
とりあげたマスメディアは編集能力を露呈してしまった。

でっちあげが事実かどうかは定かでなくとも
(中田宏さんのスキャンダルについては
 裁判で勝訴しているので、でっちあげです)
編集方針、編集能力は明確になります。

裁判では勝訴したものの
中田宏さんは横浜市長に在任中
政治生命を脅かされました。

言葉は悪いですが、効果はあったのです。


そして大阪市長選挙。
同じようなネガティブ・キャンペーンがありました。
橋本徹さんについて
雑誌がさまざまな情報を取り上げました。

その雑誌を編集するひとたちにとっては
その情報は載せる価値があったのでしょう。

でも僕にとっては、まったく価値がない。
それどころか邪魔ですらありました。

そうした情報に注目があつまることで
・大阪市長となって何をしたいのか
・大阪府知事となって何をしたいのか
といった本来論じられるべき大切なことから論点がぶれてしまうから。

そちらのほうがよほど重要なはずなのに……。


政治について、さまざまなひと・メディアがそれぞれの立場で
自分の価値観に沿った主張・解説をしています。

そんななか、政治に関心を向けるということは
情報リテラシーを高めることにつながるかもしれません。


『政治家の殺し方』を読んでいると
マスメディアがとても情けない存在に見えてしまいますが
そこはビジネス。

需要があるからこそ供給があります。

確証が取れていないゴシップ・スキャンダルを載せている雑誌を読んで
「はぁ、馬鹿馬鹿しい」と思うひとが多くなれば、
その雑誌(もしくは方針)は自然消滅するでしょう。
「ひとの不幸は蜜の味」と思うひとが多くなれば、多くなるでしょう。
素直に信じるひとが多ければ
「他誌とは違うことが書いてある」と思われて、売上が伸びるかもしれません。

自分自身は選ぶ(雑誌を買う)立場にいるので
これからは意識して選んでいこうと思います。
そしてストックしていきます。どういう情報を掲載してきたのかを。


本書の主意とは外れていますが
僕が『政治家の殺し方』から学んだのは情報との接し方。

もし自分が政治家なり著名人なら
また違った読み方になると思います。
もっと差し迫ったものになるのかな。
でもいまは、別世界のお話。
当事者ではなく、受け手の立場で読みました。


最後に引用を。

本書を読むと、政治が嫌いになるというか
汚いもののように見えるかもしれませんが
そこはそれ、著者はこのように書いています。

私は政治が嫌いだ。インタビューで「なぜ政治家になったのか?」と聞かれると、必ず「嫌いだから」と答えてきた。もし、日本を任せられるような信頼できる政治家が何人もいて、政治に対する疑問が少なければ、私は政治家をめざさなかった。いまの政治に満足できないから、自分が政治家になったのだ。 162

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2012年になりました!

なんだろう、学生時代はもっとウキウキワクワクというか
大きな節目だと感じていたのに歳を取るにつれ

「あぁー、新しい年がはじまったんだー」

くらいになってきています……。


しかしっ!

目標を立てるのに絶好の機会であることは
何歳になろうとも変わらないっ!


というわけでブログで宣誓できる目標を。


1.寄付! と社会貢献!

詳細は【目標】ランニングを通しての寄付活動の中途報告!に。

2012年も続けます。

2011年は、記録しているだけで595km。

これに第一回目なので1倍して……595円!

――手数料と同じくらいなんじゃなかろうかorz

ちなみに僕が寄付しようとしている団体はすごく小規模で
寄付の受け入れ体制が、見えないんですよね。。。

なので直接連絡してみようと思いますが
595円は向こうの手間の方が大きいんじゃないかと。

……サイコロでも振ろうかな。

ちなみに今年は金銭だけではなく
その他の面でお手伝いできることはないかも模索していこうと思います。



2.セミナー! と勉強会!

2012年は一ヵ月に一つの割合で
セミナーか勉強会に出席していこうと思います。

いままでは黙々と読書に励んできましたが
やっぱりセミナーなどで多くのひととともに学ぶというのは大事。

勉強会での意見交換も大事。

直接はなしを聴くことによるライブ感や
独りよがりの意見に気付けるなどプラスの面は多々ありますが

いちばん大きなプラスは
「みんなめっちゃ勉強してるやん!」
と思えることかと。

成功するひとは
成功するべくして成功しているなーとしみじみ思えます。

抽象的ですが
いまは不遇だったとしても同じ努力を続ければ
5年10年単位で見ると満足のいく結果になっているんだろうな、と。

鉄鋼王アンドリュー・カーネギーに
成功する前の成功者を紹介されまくった
ナポレオン・ヒルはこんな感じだったのかな。
思考は現実化する―アクション・マニュアル、索引つき思考は現実化する―アクション・マニュアル、索引つき
(1999/04)
ナポレオン ヒル

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1月に参加するセミナーは
紀伊國屋書店の
『自分のアタマで考えよう』刊行記念 ちきりん さん講演会(2012年1月12日)
です!

ちきりんさんのブログChikirinの日記
すこし前から読み始めていましたが、
このセミナーを縁に過去の記事と書籍を読み込み中。
自分のアタマで考えよう自分のアタマで考えよう
(2011/10/28)
ちきりん

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大阪府民なので、紹介されていたこの本も読書中。
政治家の殺し方政治家の殺し方
(2011/10/26)
中田 宏

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3.マラソン!

と言っても、朝走っているだけで
意識してトレーニングをしたことも
ペース配分を計ったこともマラソンに参加したこともありません。

正直お金と手間が結構かかるよね、というくらいの認識でした。

でも一度も体験せずに毎朝走り続けるのもなんだかなぁ、という
気持ちがくすぶってもいました。

そんななか、地元交野市で新たなマラソン大会が!

第1回リングオブレッド交野市チャリティーマラソン2012

第1回というのがすごくイイ。
初めて行うときの新鮮さやトラブルやらグダグダ感はすごく好き。
当事者ではなくても参加者として同じ空気を味わいたい。

チャリティーと走りを結びつけるというのも好きだなぁ。

というわけで、これも何かのご縁。

10kmにエントリーしました!

来年からはハーフマラソンやフルマラソンもできてくるのかな。




というわけでPart.1は

1.寄付! と社会貢献!

2.セミナー! と勉強会!

3.マラソン!

の3つを書きました。


目標を立てずに、流れに身を任せたほうが
結果的にうまくいくひともいます。

でも自分が同じことをすると
振り返ってみて、なにもできなかったような気分になることを
過去の経験から学びました。

出不精ですし、フットワークも重いんです……。

なので目標を立て、毎日ほんの少しでも意識して
過ごしていこうと思います!


……目標仲間(?)を
探していくのも2012年の目標に入れたいかも。


Part.2では読書や芸術面での目標を
宣誓します!
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ぼってぃー

Author:ぼってぃー
キノキョウ-昨日より今日、今日よりも明日少しでも前進、向上!

税理士試験、受験生です。
昨日よりきょう、少しでも成長していきたいと思っています。ここでは主に本の紹介をしています。

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