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【本小説】ハリー・ポッターと死の秘宝

【本小説】ハリー・ポッターと死の秘宝 J・K・ローリング 静山社

「ハリー・ポッターと死の秘宝」 (上下巻セット) (ハリー・ポッターシリーズ第七巻)「ハリー・ポッターと死の秘宝」 (上下巻セット) (ハリー・ポッターシリーズ第七巻)
(2008/07/23)
J. K. ローリング

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すごく面白かったです。

これは児童向けではないですね。

深読みにも耐えることができる本なので、

深読みができる大人の、それも読書好きな人に読んでもらいたい本です。

翻訳者の松岡佑子さんもあとがきに書いてありますが、

三十三章が圧巻です。

まだハリー・ポッターシリーズを読んでいない人は、この章を読むためだけに

七巻をはじめから読み始めてもいいと言えるくらい圧巻です。


今回はネタバレがあるので、本を読んだ人だけに読んでもらいたいです。

























大丈夫ですか?

それでは、感想を書いていこうと思います。

上で書きましたが、三十三章のあの人に、本当に感動しました。


約二〇年間、誰にも理解されず、共感されず、称賛もされず、

それよりは、むしろ嫌われ、恨まれ、罵られ、

それでも、自分が選んだ道を真っ直ぐ貫く。


この広い世界で味方はただ一人、まわりはすべて敵。

一つのミスがすべてを台無しにするような状況でも、

「たじろぎもしなかった男」。


その人生に男なら誰もが尊敬の念を贈ることになる…。



ハリー・ポッターシリーズにはたくさんの登場人物がいますが、

飛び抜けて意志が強く、勇気がある人でした。



そして最後の一言があれほど重かったとは…。

はじめに読んだときは、
「記憶を見てくれ」という意味かと思っていましたが、

全く違いましたね。


あの一言のためにこれまで、

「ハリーの目は母親似」ということを強調してきたかと思うと、

松岡さんも書かれていますが、「鳥肌が立つ思い」です。

そこまで考えていたんですか、ローリングさん。


目の色についてよくふれられているのは、

そこにイギリス人の誇りのようなものがあるのかな、ぐらいに考えていましたが

甘かったです。


もう一度書きますが、三十三章は圧巻です。



ちなみに読み終わって、感動も冷めやらぬうちに、

三十三章のことを友だちに熱く語ったのですが、

「なにがすごいん?」みたいな顔をされました。
(その友だちは本を読んでいます)

「いや、だってさ、考えてみ?

人にほめられて、というか、認められて何かをするのって簡単やん。

まあ、難しいかもしれやんけど、耐えれそうやろ?

でもさ、誰にも知られず、達成しても認めてもらえないことをするって

想像以上に難しいよ。

しかもみんなに誤解されながら。

一週間や二週間じゃなくて、二十年もやぞ。

信じられへんくらいすごいやろが!!」


「でも、小説やん」


……。


……。



さて、気を取り直して。

子供向けと思わず、本書を読んでみて下さい。

深いです。




本来はここで終わるつもりでしたが、読み直して

また感動したので、さらに書きます。

ここでは名前も出してしまうので、本当にネタバレです。

気をつけて下さい。








大丈夫ですか?

名前も出ていますよ?



大丈夫みたいですね。


それでは、

本を読んでいて、一部分だけわからないところがありました。

三十三章です。ページ数でいうと452ページ。

すでに読んでいるという前提で簡単に場面の状況を書くと、

ダンブルドアが「ハリーはヴォルデモートに殺されなければならない」というところです。


スネイプが感情を露わにしてこう言います。

「あなたは、死ぬべきときに死ぬことができるようにと、いままで彼を生かしてきたのですか?」

そしてなぜそのようなことをするのかと責めます。


わからなかったのは次の場面です。

ダンブルドアが「結局、あの子に情が移ったと言うのか?」と聞くと

に?」と叫んで、守護霊を呼び寄せます。

銀色の牝鹿です。

それを見て、

目から涙があふれているダンブルドアがいいます。

「これほどの年月が、経ってもか?」
「永遠(とわ)に」

という場面があります。



意味がわかりませんでした。

なぜスネイプが守護霊を呼び出したのか?

なぜダンブルドアは泣いているのか?

その後の二人の会話はどういう意味か?



しかし、しっかりと読み込むと、

銀色の牝鹿はハリーの母親、リリーを
示唆しているものということがわかります。


つまりダンブルドアにハリーに情が移ったのかと聞かれたスネイプは

銀色の牝鹿である守護霊を呼ぶことによって、

自分が守ってきたのはハリーではなく、

あくまでリリーだ、ということを主張したのだと思います。


だからこそ、それを受けてダンブルドアが涙を溢れさせながら、

「これほどの年月が、経ってもか?」

と聞き、

それを受けてスネイプが

「永遠に」

と返したのです。


スネイプは物心ついたときからリリーを愛し、
(スネイプとリリーは幼なじみ)

最後の一瞬までリリーを思って死んだ。
(リリーと同じ目をしたハリーに僕を見てくれ、といって死んだ)

ここまで一途に一人の女を愛しているんです。
まさに純愛です。


ハリー・ポッターは児童向けの本ですが、

チビッコがここまで読み取れるのか、読み取って欲しいです。
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税理士試験、受験生です。
昨日よりきょう、少しでも成長していきたいと思っています。ここでは主に本の紹介をしています。

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