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【本小説】満月の夜、モビィ・ディックが

【本小説】満月の夜、モビィ・ディックが 片山恭一 小学館
満月の夜、モビイ・ディックが満月の夜、モビイ・ディックが
(2002/11)
片山 恭一

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片山恭一さん。

言わずと知れた「世界の中心で愛を叫ぶ」の作者さんです。

「セカチュー」が売れすぎたので、なんだか消費され尽くしてしまったように
僕には見えたのですが、いやいやそんなことはありません。

片山恭一さんらしさというものは、しっかりと残っています。


…ただ、片山恭一さんの著作は、テーマが重いんですよね。
本書にも重いテーマがあります。

あるのですが、何をテーマとして書いているのか、
はっきりと言葉には出来ないんですよね。


僕は片山恭一さんの書き方は好きなのですが、
おそらく読む人を選ぶ本だと思います。


本を読みながら、いろいろなことを考えるのが好きな人に
オススメします。


それでは、ネタバレに注意しつつ、引用していきます。

外部にあるあらゆるものを度外視して、自分が自分であることのなかに、いったいどれほどの意味や価値があるのだろうか。ぼくは誰か?



重いテーマですよね。


このようなテーマについては、

「馬鹿馬鹿しい」と切り捨てるか、

「考えてもわからない」とあきらめてしまうことが多いのですが、

一度向き合ってみてはいかがでしょうか?


誰の意見に流されるでもなく、
ただただ、自分と会話をするのもいいものですよ。


この世の終わりについてのたわいない噂や戯言。冗談めかしているけれど、本当はみんな叫びだしたいほど怯えている。飢えの兆候がないことの、底なしの不安と空虚。豊かであり過ぎることは、ある限度を超えると恐怖に近づいてくるのかもしれない。過剰な自由のなかで、自分を見捨てられた者と感じるのはなぜだろう。


現在のように衣食住の不安を抱えずに、生きることが出来た時代を

人間は経験したことがありません。

いまが、まさに初めての経験です。


もちろん、いいことです。
それは、議論の余地がないほど明らかなことです。


しかし、現代特有の様々な問題があるのも事実です。

バーナード・ショーの言葉にこのようなものがあります。

自由は責任を意味する。だからこそ、たいていの人間は自由を怖れる。



自由と聞くと、軽ーい、のびのびとしたイメージがありますが、
何もせずに享受できる、というほど甘くはありません。

自由である、ということは、その結果起きた責任はすべて自分で引き受けなければならないということも含まれています。


これまた重いテーマです。

「その苦しみから逃げないで欲しいの。いまの苦しみを、別のものに置き換えないでほしいの。あなたの人生の質をきめるのは、苦しみそのものではなく、苦しみにどう対処したかよ。苦しみをどう保ったか、どう抱えたか、逃げずに何かを得たか」



付け足すことは何もありません。

苦しみには、大きいも小さいもありません。

苦しみは、相対的に考えることが出来るものではありません。

人それぞれです。

ですので、大切なのは苦しみそのものではなく、
苦しみにどう対処したか。

その通りだと思います。




以上、見てきたように、片山恭一さんの本、重いです。

本書はいろいろと考えるきっかけになると思いますよ。


それでは!ここまで読んでいただきありがとうございました!
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タグ : 自由 自分

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税理士試験、受験生です。
昨日よりきょう、少しでも成長していきたいと思っています。ここでは主に本の紹介をしています。

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