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【本社会】フリーエージェント社会の到来

【本社会】フリーエージェント社会の到来 「雇われない生き方」は何を変えるか ダニエル・ピンク ダイヤモンド社
フリーエージェント社会の到来―「雇われない生き方」は何を変えるかフリーエージェント社会の到来―「雇われない生き方」は何を変えるか
(2002/04)
ダニエル ピンク玄田 有史

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すごくいいです!!

じっくりと読み込みました。

自分の中で漠然とした夢であった生き方、働き方が
僕の理想とは違うとはいえ、すでに実現しているとは…!

フリーエージェント社会。
日本がいつそうなるかはわかりませんが、そう遠くない未来、
到来します。
僕の漠然とした理想の働き方のイメージは、
「ハリウッド方式」と勝手に命名していました。

実際ハリウッドで、どのように働いているのかは知りませんが(汗)、

ひとつの映画を完成させるために、異なった才能を持った人が集まり、
プロフェッショナルとしての技能を発揮し、その映画が終われば、
別の映画に参加するなり、休暇に入ったりする。

そんなイメージです。


つまり、僕の理想は、

 働きたいときに働き、休みたいときに休む。

これだけです。

これを自分の意志でコントロール出来るようになることが理想です。

休みたくなったときに、ぽーんと一年ぐらい休めるような…。

働きたくなったときは、仕事に熱中できるような…。


これだけ書くと、すごく怠け者という気が自分でもしますが、
結構、本音だったりします。

何年後、何十年後になるかはわかりませんが、
いつかはこのレベルにまで到達したいですね。



さて、本書に話を戻します。

まず、本書の内容の濃さには驚きました。

「この本は学術書として理解したほうがいいのか?」
というぐらいに緻密に調べられていますし、

アメリカの現状についても知ることができました。(古くなってはいますが)

著者の主張もわかりやすく、
納得できるものでした。


本書で扱われているのは、「フリーエージェント」という職業形態ですが、

それだけにとどまらず、社会が大きく変貌しつつあるということが
よくわかります。


社会の状況が変われば、
人々の価値観も変わる。

人々の価値観が変われば、
ますます社会の状況が変わる。

それがいいことか悪いことかは別にして、
厳然とした事実として存在するということがよくわかります。



それでは引用していきます。

契約労働者協会のジム・ジーグラー会長はこう語る。「フリーエージェントは仕事に責任を持つ……仕事の成功に対する責任、顧客に価値を与えることのできる技能や経験を身につける責任、仕事の質に対する責任、ビジネスチャンスを見つけて自分を売り込む責任、顧客と良好な関係を保つ責任を負っている」


この言葉、フリーエージェントという生き方を
端的にあらわしていると思います。


もし僕が、「フリーエージェントって何?」と聞かれれば、
こう答えるでしょう。

「フリーエージェントというのは、
すべての責任を自分で受け持つ人たちだよ」


これが僕のなかでのフリーエージェント像です。


では、フリーエージェントになりたいかどうか。
これは意見が、はっきりと分かれることになると思います。


「企業の一員として、チームで働くのが好き」とか

「組織の歯車になったとしても、安定を求めたい」とか

「大きな仕事をしたいから、企業でのし上がっていくんだ」などなど。

このように考えている方は、企業で働くべきなのでしょう。


反対に

「自分がやりたかったことをさせてもらえないのにはうんざりだ」

「上司、同僚と意見が合わない」

「自分ひとりの力で仕事がしたい」

ということを考えている方には、フリーエージェントとして働くほうが
幸せになれるかも知れません。



そして、
これは当たり前といえば当たり前なのですが、
すべての人がフリーエージェントになることはありません。

フリーエージェントという職業形態が新たにできるだけです。


ここは注意していただきたいのですが、

「企業で働くほうがよい」

「いや、フリーエージェントとして働くほうがよい」

という議論には、まったくもって意味がないということです。


これは単純に個人の価値観の問題です。

どちらのほうがよい、と決めつけ、押しつけることなど
できるものではありません。


もう一度書きますが、これは個人の価値観の問題です。


だからこそ、フリーエージェントという働き方を
受け入れることができる社会になって欲しいですね。

異分子を受け止める寛容さ、というか

フリーエージェントという生き方は
既存の働き方とは大きく異なりますが、

現代には、求められている職業形態だと思います。

広く認知されるようになり、
当たり前の職業形態になれば、社会の幸福度は増すかも知れませんね。


二十世紀のはじめ、職人たちは団結して、最低賃金の保証を要求し、若い職人のための技術訓練制度を確立した。金を出し合って基金をつくり、有給の病気休暇や年金制度を発足させた。職人たちは、特定の雇用主に対してなにかを要求するのではなく、職人同士で助け合っていた


フリーエージェントいう職業形態が、新しいものかといわれればそうではありません。

それよりは、会社で働くことのほうが、最近になってできた
新たな職業形態です。

フリーエージェントとは、
「職人」のようなものだ

というように僕はとらえています。


そのように考えると、
フリーエージェントが社会に根付くための肝となるものは、
「お互いに助け合う」精神なのかも知れません。

欧米の職人たちは、「ギルド」をつくり、
互恵主義の発想を深めていきました。

「ギルド」の根底に見えるのは、
同じ職種の職人同士で「助け合う」精神です。


いくら、フリーエージェントと言えど、一人っきりで働くことなどできません。

同じジャンルで働くフリーエージェントが、
お互いに助け合うことで成り立つのではないでしょうか。



それにしても、「ギルド」を最初に考えついた人はすごいですね。

雇用主に要求するのではなく、自分たちでなんとかする。

そこには、

「他人に自分たちの仕事を任せてしまえば、
いざというときに大変なことになってしまう。

自分たちの雇用は自分たちで守る」

という思想が見え隠れします。


いま当然のようにあるものでも、
それは誰かが苦労の末に作り出したものなんですよね。

それは、フリーエージェントという生き方にしてもそう。

過去の人々が生み出したものを享受するだけではなく、
新しいなにかを生み出してみたいと思いました。

そのためには、現在あるものをより理解していかなければいけませんね。



というわけで、本書『フリーエージェント社会の到来』は非常におもしろかったです。

フリーエージェントという職業形態について知ることができる、
ということはもちろんですが、

僕はむしろ、社会の変化を感じることができる、ということのほうが
おもしろかったです。

今ある恩恵を享受するだけでなく、
新たななにかを提供する側に立ちたいと強く思いました!

企業で働いている方、フリーで働いている方、
仕事についての知識があまりない方、

どのような方にもオススメです!

本の分厚さに、圧倒されるかも知れませんが、
乗り越える価値は必ずあります。

読みたいと考えていた方は、この機会にゼヒ!
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税理士試験、受験生です。
昨日よりきょう、少しでも成長していきたいと思っています。ここでは主に本の紹介をしています。

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