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【本古典】ジュリアス・シーザー

【本古典】ジュリアス・シーザー  シェイクスピア 訳:安西徹雄 光文社
ジュリアス・シーザー (光文社古典新訳文庫)ジュリアス・シーザー (光文社古典新訳文庫)
(2007/01/11)
シェイクスピア

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偉大な作家は?

と聞かれると、僕はまずシェイクスピアをあげると思います。
当たり前すぎる気はしますが。

それほどまでにシェイクスピアの影響力は大きいです。

作家で彼の影響を受けていないひとはいないのではないでしょうか。
直接、間接を問わなければ。


ただ、名著、古典文学ならではの悩みとして

訳が読みにくいということがよくあります。


戦前に訳されたものだとかなり読みにくいです。

いくら新仮名遣いに改めたとしても、です。


そんなもどかしさに対応してくれているのが

光文社古典新訳文庫
http://www.kotensinyaku.jp/
です。

わかりやすさを追求するあまり誤訳を指摘されている点や
翻訳者が適切でないと感じる本もありますが、

いまの言葉で翻訳をし直そうとしたその姿勢に共感します。



それでは、ジュリアス・シーザーに。

なんていうか、かっこいいんですよ、言葉が。

さすが演劇というか。

たとえば

アントニー 御心配なく。シーザーが「こうせよ」とおっしゃれば、すでにもはや実行されたも同然。



リゲリアス なら、いざ、出発しましょう。蘇った焰を胸に、あなたのあとについて行きます。何をやるかは知らずとも、そんなことはどうでもよい。ブルータスが指揮をとる。それ以上の理由はいらぬ。



ブルータス もういちど君に会うことができるかどうか、、私は知らぬ。だから、今、永遠の別れを交わしておこう。さらばだ、キャシアス、さらばだ。もし再び会うことがあったら、その時は、そう、微笑みあおう。もし会えなかったら――そう、今、こうして別れを告げることができただけで、満足だ。



…うん。単純にカッコイイ。

こんな言葉がたくさん出てきます。

すごい世界観です。






本書『ジュリアス・シーザー』。

タイトルから考えるとシーザーが主人公だと思いますが

実際はブルータスです。

…シーザーの活躍はほとんどないんですよね。


あと、民衆、愚かに書かれすぎ。

人の言葉に流されて、
あっちに行ったり、こっちに行ったり。

現代でもそうなのかもしれませんが
個人名をなくした「民衆」は、簡単に操られています。

その愚かな民衆が大きな力を持っている。

なんだか皮肉な気がします。




さてさて、シェイクスピアを読んでいると

かならず強烈な印象を受ける言葉があります。

本の内容は忘れたとしても、その言葉だけは覚えているほどの。


『ジュリアス・シーザー』ではこの言葉です。

キャシアス よく殺されなかったな、おれは、きみをあんなに怒らせといて。耐えられるか、そんな不幸が。なんと無慚な!



この場面がすごく残っています。


これまでのキャラクター設定を忘れたかのように激昂するブルータス。

「え?」と引いてしまうほどキャシアスを罵るブルータス。

そこまでブルータスが情緒不安になる出来事があったわけですが
それは本書でご確認を。

そしてあらためて打ち解けあい
ブルータスの怒り(悲しみ)の原因を聞いてのキャシアスの台詞。


シェイクスピアの力をまざまざと見せつけられる場面ですね。







というわけで、シェイクスピア著、『ジュリアス・シーザー』でした。

シェイクスピアの本は一時期はまっていたことがあるので
5冊ほどまとめて読んだことがあります。

やっぱり、いいんですよね。

シェイクスピア、と聞くとなんだかすごそうですが
おもしろいですよ!
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税理士試験、受験生です。
昨日よりきょう、少しでも成長していきたいと思っています。ここでは主に本の紹介をしています。

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