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【本伝記】渋谷ではたらく社長の告白

【本伝記】渋谷ではたらく社長の告白 藤田 晋 幻冬舎
渋谷ではたらく社長の告白 (幻冬舎文庫)渋谷ではたらく社長の告白 (幻冬舎文庫)
(2007/08)
藤田 晋

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起業を考えられている方、まずは本書をお読みください。

擬似的にではありますが、成功と挫折、その両方を味わうことができます。

ベンチャー企業がどのようにして成長していくのか、
当事者の視点で語られています。

書かなくてもいいような自分の弱み、苦しみを
赤裸々に語っているのは、ひとえに後進に参考にしてもらいたいからなのだと思います。

まず驚いたのが、ものすごいハードワーカーだということ。

サイバーエージェントが社員3人(うち一人はアルバイト)のときのこんな話があります。

会社が始まってしばらくすると、私は週に110時間労働を目標に掲げ、日高にもそれを伝えました。
「週110時間ということは、9時に出社するだろ、そして深夜2時まで仕事する。それを平日5日間。あとは土日に12時間ずつ働くと110時間だ」と私。
「オッケー。どうせ今もそのくらい働いているからな」
日高は明るい声でそう答えました。



……。

当時の藤田さんの月給は30万円。
上の文章にも出てくる日高さんは25万円。

月給300,000円÷(週110時間×4)=時給681.81…


「お金持ちになりたい!」と考えているだけでは続かないせかいですよね。

もちろん藤田さんは後に大金持ちになるわけですが。

それはあくまで結果論であり、この当時は成功するのかしないのかも
よくわからないときの話です。


僕たちはとかく人の成功している、華やかな部分だけを見て
うらやましがったり、嫉妬したりすることがありますが

どれほどの努力、どれだけの苦難を乗り越えて
成功している人がその立場にいるのかを忘れてはいけませんね。


……ベートーヴェンのときもそうでしたが

成功している人は、例外なく苦境を乗り越えています。


成功している人がどれだけ苦しんできたかをつぶさに知ることができたら

だれも嫉妬したり愚痴をぶつけたりはしないんだろうなぁ。


(僕から見て)多大なる犠牲を強いられてきたからこそ
高い地位にいることができるのに

同じほどの努力をしていない人がどうでもいいことで非難する。

おかしな構図です。




インターネットの掲示板はマスコミを遥かに超える厳しさでした。ヤフーファイナンスの掲示板や、2ちゃんねるには連日のように誹謗中傷が並びます。
脚光を浴びた代償です。ある程度は覚悟していましたが、それは想像を絶するほどのものでした。


昔、「日本は嫉妬深い文化だ。成功者を賞賛しないと、ベンチャーが育たないよ」と力説している先輩起業家の方がいました。
<嫉妬くらい、たいしたことないよな……>
そういう風に思っていました。しかし、実際に自分が受けてみると、そのインパクトたるや強烈でした。


嫉妬社会、嫉妬深い文化…。

嫌な言葉です。

でも、嫉妬という感情を持たない人なんていませんよね。

真剣に努力すればこそ、嫉妬をすることもあるでしょうし。

そうは言っても、やっぱり嫉妬は負の感情です。


自分の中で嫉妬の感情がわき出てくるのは不快ですし、

ひとが嫉妬に狂っている姿なんて、見ていられません。


では、どうすればいいのか?

僕は、
1.実名で本人に嫉妬をぶつける
2.嫉妬をプラスの感情に置きかえる
という方法がいいと思います。

まず1。実名で本人にぶつける。

これができればすごいと思うんですよね。

ここまでくれば、もはや嫉妬ではなく、主張といってもいい気がします。

匿名の掲示板でもなく、陰でこそこそ言うのでもなく。

自分の立場を示して、意見をぶつけるなら、それは主張だと思います。

相手に嫌われる可能性は非常に高いですが…。


それができないひとは2.プラスの感情に置きかえるのがいいと思っています。

僕はこちらですね。直接言う勇気ないです(汗)

これはどういうことかというと、たとえば、

「あのひとのブログの書評はすごいな-。いいなーいいなー。あんなに文章力のある人は。けっ」

ではなく、

「あのひとのブログの書評はすごいなー。いいなーいいなー。でも、あのひとはブログを書くのにもっと時間をかけているんだろうなぁ。本も深く読んでいるんだろうなぁ。そもそも記事数も違うし、社会経験もあのひとのほうが圧倒的に上じゃないか。うらやましがるなんて馬鹿馬鹿しい。そんなことを考える暇があるなら、もっと記事を書こおーっと!」

という感じで、プラスの感情に置きかえたほうがいいです。絶対に。


日本人である以上、嫉妬深いという特性がついてしまっている方は多いと思うのですが
あまり表に出さないほうがいいですよね。


…でも嫉妬されて嬉しいと感じるひとも世の中にはいるようです。

なんでも「嫉妬されるということは、優秀という証拠」だからなんだとか。

褒められているようなものだと考えるひともいるようです。

わぁ。世界は広いなぁ。





本書に話を戻しますね。

後半は藤田さんが打ちのめされていく様子が続き、読んでいてつらくなるのですが
そんななか、非常に救われる言葉がありました。

「おまえの会社なんていらねぇよ」


うるっと、きましたよね。

これほどやさしい言葉って、そうそうないですよ。


文章だけを読むと「何でこの言葉にそんなに感動するんだ?」と
思われると思いますが、それは本書を読んでくださいとしかいえません。

どん底まで落ちた藤田さんが這い上がり始める瞬間です。

もし僕がドキュメンタリーを撮るなら、間違いなくこの場面をいちばんの見せ場にしますよ。


この言葉は、藤田さんが本書で「私の兄貴分」と呼ぶ宇野秀康さん(現USEN社長)のものです。

やっぱり企業と言っても、大切なのは「ひと」ですよね!






すごくよかったです。

本書を読むと、無邪気なままではいられませんよ。

「大きく得れば、大きく失う」ということがよくわかりますから。


夢を追いかける、という言葉にはプラスのイメージしかありませんが
マイナス面にもしっかりと目を向けなければいけませんね。

プラス・マイナス両方を見つめたうえで、
「それでも夢を追いかける!」
と自信を持っていえる状態まで持っていけなければ、
追いかけないほうがいいのかもしれません。

もちろん僕は夢を追いかけていきたいですし、
夢を追いかけるほうをオススメします!!
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税理士試験、受験生です。
昨日よりきょう、少しでも成長していきたいと思っています。ここでは主に本の紹介をしています。

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