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【本伝記】負けに不思議の負けなし (上)

【本伝記】負けに不思議の負けなし〈完全版〉 (上) 野村 克也 朝日文庫
負けに不思議の負けなし〈完全版〉 上 (朝日文庫)負けに不思議の負けなし〈完全版〉 上 (朝日文庫)
(2009/03/06)
野村 克也

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伝記ではありませんが…、あえて伝記に分類を。

正直読み始める前はあまり期待していませんでした。

だって、僕あまり野球と縁がありませんから。

パワプロを楽しく遊んだくらいで…。
専門的な話をされると、ついて行けなくなるのですが
そんな僕でも「野球っておもしろい!」と思っていました。

自分でも驚きです。


これはなんだろう?

野村さんが書いているからか?

それとも時代がいいのか?
 (本書で書かれているのは1983年の話)

単に野球のおもしろさを知らなかっただけか?


はい、単純に野村さんの書き方が素晴らしかったんです。

本書を読んでいると「野球って奥深いっ!」と驚きますよ。


こんな野村さんのような解説を書いてくれるひとがいたら
今すぐにでも野球にはまってしまいそうな、それほどの力がありました。


何でこんな文章が書けるんだろう?


本当に野球選手だったひとか?


これだけでご飯を食べてきたひとが書いたんじゃないのか?


当時どんな球団があり、どんな選手が人気があったのか
まったく知りませんでしたが、それでも楽しく読めちゃいました。


なんだ、それ。わけがわからない。


楽しめるはずがないのに、楽しめた。



野球のおもしろさ、奥深さを文章で表せていると思うんです。

素人の僕にさえもそれが伝わるような書き方。


当然といえば当然ですが
一流のアスリートはすごいなぁ。


野村さんがキャッチャー、そして監督を経験されているのも
大きいと思います。

当事者でなければ書けないことがたくさん書かれています。

なるほど、監督はこういうことも考えなければいけないのか。

プロ野球選手はこんなことを考えているのか。

これもおもしろさの一因なのかな。



本書とは関係ないですが
プロ野球の世界でもツイッター、使えばいいのに。

ツイッターでつぶやいたら、そうとう多くの人が注目しそうなのに。


「あ、監督が携帯をいじってる」と思っていたら
更新されていた、とか。


勝負事の世界で、そんなことはできないのかな。




本書に話を戻します。

やはり野村さんの姿勢が野球に限らず
様々な面で応用できるような気づきに満ちているのが大きいです。

球界に歴史をのこした野村さん。

そんな超一流の人間が考えていること。

勉強にならないはずがない!


では引用です。

勝ちに不思議の勝ちあり
 負けに不思議の負けなし


本書のタイトルにもなっていますが、含蓄のある言葉です。


最近の若い選手は高校、大学、ノンプロと、出身を問わず、教わることに慣れすぎている。自分で工夫したり、先輩から盗むといった作業をほとんどしない。というより、コーチが教えてくれるのを待っている。


今の話じゃないです。

1983年に書かれたものです。

そして、いまでもよく言われることです。

ということは昔のひとはどれだけすごかったんだ?



野村 ぼくは、二十七年もプロで野球をやりましたが、人間の弱さだけ見えて、強さはついに見えなかった。先生のお話を聞いていると、人間の強さいうものをとことん知っていらっしゃるような気がするんですけど。
中村 いや、そうじゃないです。
野村 先生の立場でも弱さしか見えないんですか。
中村 そうです。人間なんてはかない、人生はかない。
野村 強い選手になろうと思ったら、金もなにもかも捨てる覚悟がいる、といわれるゆえんはそのへんですか。
中村 そうです。欲から入ったらだめなんです。


瀬古利彦選手を育てた中村清監督との対談。

この対談を読んでいて思ったのは
今のひととはスケールが違う、ということ。

覚悟というか根性というか…。

中村さん、すごいことしすぎ。





素人の僕でさえ楽しめた、野球解説者が書いた本。

当時を知っている方なら、もっと楽しく読めるんじゃないでしょうか。

1983年、プロ野球にどっぷりとはまっていた、という方に
本書を読んでいただいて感想を聞いてみたいものです。
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昨日よりきょう、少しでも成長していきたいと思っています。ここでは主に本の紹介をしています。

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