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【本宗教】週刊 ダイヤモンド 2010年 11/13号【宗教とカネ】

【本宗教】週刊 ダイヤモンド 2010年 11/13号 ダイヤモンド社
週刊 ダイヤモンド 2010年 11/13号 [雑誌]週刊 ダイヤモンド 2010年 11/13号 [雑誌]
(2010/11/08)
不明

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じっくり読みすぎて、
じっくり消化しようとして、

書くのが遅くなりました。

もう店頭では売っていないかもしれませんね……。


以前も"新宗教"特集をして、僕を驚かせてくれた週刊ダイヤモンド。

週刊ダイヤモンド9月12日号 新宗教 巨大ビジネスの全貌
http://dw.diamond.ne.jp/contents/2009/0912/index.html


今回も……やってくれました!!
でもまあ、宗教の知識がなく
いきなり本書を読んでしまうのも、どうかなーなんて思ってます。

だって、

「宗教はおいしい商売」

のように見えてしまいますから。


「宗教とカネ」というタイトルの名に恥じない内容です。

というか、かなりがっつり書かれている。


僕は以前、とあるのっぴきならない事情で
宗教法人のお金がどうなっているのかを真剣に
調べたことがあるのですが……。


結果は惨敗。

結局調べたいことはわからずじまいだったのです。


その時に本書があれば、もっと深くまで探ることができたのになぁ。

……まあ、それはそれで恐ろしいことになりそうですが。


そうそう、「宗教とカネ」とありますが
伝統宗教というよりは、新宗教について多く書かれています。

これは新宗教のほうがお金集めに貪欲だと思うので、当然なのかもしれません。



本書は、有名宗教法人、マイナーな宗教法人について
問題点も含めて、具体的に書かれています。

一つひとつに思うところたくさんあるのですが、
ブログという媒体で書くのはどうなんだろう、なんて思ったり。

いや、興味がある方は読んでみて下さいとしか言えないと思っています。


ただ、本書一冊を読んで

「宗教ってこんなものか」

みたいな偏見を持つのは、やめておいた方がいいと思います。

というか、個人的希望としてやめていただければ、と。


本書はあくまで、宗教という大きすぎる対象を
「カネ」という一側面から見たもの。

兆とか億とか、カネの規模が桁外れなので
それを目的に運営しているようにも感じてしまいますが

そこはやはり宗教法人。

カネだけが目的だとは思いたくないものです。


……ただまあ、宗教法人の中には
明らかに営利目的を匂わせるものがあるので
こうしたことを知っておくことも大切だとは思うのですが。

カネは権力の源ですしね。



キレイなことを、理想論を
ふりかざしていたとしても

現実問題として、宗教法人を動かしているのはヒトです。


職員さんを雇えば給料が発生しますし
宗教施設を建てようとすれば、建設費用がかかります。

自分たちの都合のよいように政治を動かしたいと思えば
政党を作ったり、宗教票を駆使したりするでしょう。

なので、カネを集めようとするのは当然のこと。


なのですが、宗教法人に課される法人税は
宗教活動と公益事業に関しては非課税。
収益事業に関しても22%と優遇課税になっています。

ちなみに宗教活動に関しては、事業税、住民税なども非課税。

それでいて、上場企業のように財務報告の義務はなし。

これってどうなんだろう?


マニアックな話、法人税には
(1)利益処分説
(2)費用説
という2つの考え方があるのですが、

現在の制度は(1)で動いています。税効果会計とか。

でも僕が詳しく書こうとするとグダグダになるので
詳しくはこの論文に。

4年前の論文ですが、勉強になりました。

法人税の会計学的性格 : 税効果会計の前提としての法人税の費用性について 磯貝 明
http://ci.nii.ac.jp/naid/110004868269



仮に、費用説にかたむくことがあれば
宗教法人からも税金を取ることになるかもしれません。

いっそ「宗教法人税」みたいなものを作ればいいのに。


なんてことを思いつつ、

「そんなことをしたら政権が転覆するだろうから
何も為されないまま、ずるずる行くんだろうなぁ」

と思う冷めた自分もいます。


海外では、政治と宗教、密接に関わっていますが
日本でも、はっきりと具体的な数字には出てきませんが
「宗教票」はすごく大きいはずです。

投票率が低いときはなおさら。




――話ズレすぎ。

本書に話を戻すと

スピリチュアルについても触れていたり
宗教周辺のお金の流れについても書いてあったりと
幅広いです。


ただやっぱり、偏見が生じるのは避けがたいんだろうなぁ。

とはいえ、偏見が生じる、というマイナスを考えても
本書はオススメです。

「いや、宗教なんか興味ないし……」という方こそ
読んでおいたほうがいいかもしれない一冊。



そもそも宗教団体で重要視されることは、
「カネ集めとヒト集め」
だと思っています。


幸せになれる。徳が高まる。悟りに近づける、家族関係がよくなる……。

表現は違えど、重要度の違いはあれど、
「カネ集めとヒト集め」
を信者に強要しない宗教団体はないでしょう。

強要という意識はないのかもしれませんが。



もちろん世の中には立派な宗教団体がたくさんあります。

しかし、一部には社会的に問題のある
宗教団体が存在するという現実もあります。

家族関係がズタズタになったり、
人間関係がブチブチになったり、
人生がボロボロになったり……。

大げさな気もしますが、ありふれた話でもあります。


長い人生、
広い人間関係、

そうしたことに巻き込まれてしまってからでは
どうしようもないということもあります。


ではでは最後に。

もっともっと、早くに知りたかった考え方。

カルト教団などの被害者にならないために、信者は何に気をつけたらいいか。


という質問に対する、山田能裕・比叡山延暦寺長臈(ちょうろう)のお答え。

人の弱みにつけ込む宗教はたくさんある。「病気が治る」「運がよくなる」など、安易に願いが叶うことのみを求めたり、寄付金を積めば助かるなどと考えることはやめることだ。
努力する人の心の支えになるというのが宗教の本来の役割。方向を間違わない智恵やがんばれる強い心、生きる力を授かることこそが御利益だ。すべて宗教に丸投げというのでは、精神的自殺。それでは本物の信仰心は育たない。

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