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【本お気に入り】落ちこぼれタケダを変える

【本お気に入り】落ちこぼれタケダを変える 武田國男 日経ビジネス人文庫
落ちこぼれタケダを変える (日経ビジネス人文庫 オレンジ た 1-1 私の履歴書)落ちこぼれタケダを変える (日経ビジネス人文庫 オレンジ た 1-1 私の履歴書)
(2007/10)
武田 國男

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最近、私の履歴書にはまっています。

私の履歴書、とは日本経済新聞の朝刊に載っている記事(コラム?)なのですが、

成功者が自身の人生を書いてくれているものです。

要するに自伝ですね。

すごく勉強になります。

私の履歴書に載るほどの人は、やっぱり考え方が世間一般の人とは違います。

そこでそんな決断をしたんですか!?
ということが多いです。
武田國男さんの人生、すごく波瀾万丈です。

次の引用は本書の冒頭です。おそらく「私の履歴書」の最初の記事です。

一九八〇年(昭和五十五年)春、武田薬品の副社長だった長兄、彰郎が四十六歳で急逝した。翌年の創業二百周年を機に社長に昇格し、七代目長兵衛を襲名するという手はずになっていた。それを誰より願っていたのは会長であり、父であった六代目長兵衛だった。
夢が幻となった父は抜け殻のようになり、わずか半年余りで長男のもとに旅立つのである。私はその五日前に見舞ったが、その時の父の顔を忘れることができない。病室のベッドに弱々しく座り、じーっと私を見つめていた。
ひと言も口をきかない。しかし、その目が語っていた。「なんでくだらんお前が生きとんのや。彰郎の代わりにこのアホが死んどってくれたらよかったんや」と。私は父の生きる力まで奪った兄の存在の大きさを改めて思った。そして私の存在のあまりの小ささを思った。



僕はこの文章を読んだとき、いろいろと考えてしまい泣きそうになりました。

どれほどつらかったんだろうか、と。

どれほど無念だったんだろうか、と。

どれほど後悔したんだろうか、と。


武田國男さんの心の強さには、本当に感銘を受けます。


また社長になってからも、いまから見るとひどく真っ当な改革を実行していただけなのに、

社内からは「独裁者」といわれ、雑誌には「バカ殿ご乱心」と書かれた。

とあります。

会社のためにやっているのに、社外はおろか社内からも批難される。

僕なら心が折れそうですが、
そんななか改革を続け、武田薬品工業の業績は驚くほど良くなっています。

2005年度の営業利益率は33%!
研究開発費が莫大にかかる医薬品の世界でどうやったらそんなことができるのだろう?

不思議です。


本書では、武田國男さんの思考がよくわかるように書かれています。

読んでいて思ったのは、武田さんがすごく謙虚だということです。

自分の弱みや短所をはっきりと書き、普通なら人には言いたくないようなことも堂々と書かれています。

それでいて自分を卑下している雰囲気は微塵も感じさせないところがすごいです。

すばらしい実績は人のおかげ、製品のおかげ。誰でもできると書いています。


やはりすばらしい経営者は、人間的に見てもすばらしいのでしょうね。

そのような基本的なことを思い出させてくれる一冊です。


最後に引用を。武田國男という人物像がすごくわかります。

改革には何の得もない。憎まれながらやるのは、バカでないと出来ない。任期の短いサラリーマン社長では、終わってからしか成果は出ないから、出来ない。皆それをやらないから、日本は駄目になった。
(これまでの経営について)エエ格好言うほどのこともない。長澤(秀行)さんと四品目に恵まれただけ。誰にでも出来る。エエ格好言ったり、取り繕ったり、無理をしている人ほど駄目。自然体が一番。


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昨日よりきょう、少しでも成長していきたいと思っています。ここでは主に本の紹介をしています。

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