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【本小説】半分の月がのぼる空2

【本小説】半分の月がのぼる空2 橋本紡 電撃文庫
半分の月がのぼる空〈2〉waiting for the half‐moon (電撃文庫)半分の月がのぼる空〈2〉waiting for the half‐moon (電撃文庫)
(2004/02)
橋本 紡

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殿堂入りです。

まとめページはこちら!!


僕は小説を読む時、面白いと思った本では、必ず感情移入してしまいます。

そしてすごくのめり込む本では特定の人物に感情移入します。

このシリーズで、僕が一番感情移入した人物が夏目先生です。

2巻で初登場だったんですね。

またネタバレがあるので、
これから読もうと考えている人は気をつけて下さい。
2巻ではじめてどういう病気かわかるんですね。
1巻でわかっているのだと思っていました。

ですので、悲痛な感じが全編を通して伝わってきます。

このような本を読むと生きるって何だろうと、考え込んでしまいます。


例えば、

「裕一、全然懲りないねえ」
「うっさい」
「気をつけないと、そのうちひどい目にあうよ」
「ひどい目にあわせてるのは、おまえじゃん。まったく、毎度毎度、ミカンをぼこぼこ落としやがって」
わかってないなあ、と里香は言った。
「あたしはね、裕一を教育してんの」
「教育?」
「そう、現実って怖いよ。気をつけないと、すぐに足元をすくわれるんだから」
里香が言うと、その言葉はやけに鋭かった。まるでガラス片のように。下手に触ったら、手が切れそうだ。

心に残っています。
僕にはどう頑張っても書けない表現です。


また、夏目先生が新たに加わったことで、視点が増え物語に奥行きができているように感じます。
例えばこのシーン。無念さがヒシヒシと伝わってきます。

夏目は黙りこんでいた。そして目の前で身体を丸めて泣きつづける母親の背中を見つめていた。そうするしかなかった。慰めることも、気休めを言うことも、できない。そんなことをしたって、なんの役にも立たないのだ。現実は常にそこにあり、逃げることなど不可能だった。となれば、戦うしかないということになる。たとえ望みが少なくとも、敗北が決定的であろうとも、投げだしてしまえばそこで終わりだ。しかし、どこまで、いつまで、戦えいいのだろう。この一瞬一瞬にも少女の心臓は弱りつづけている。実際、いつ停まってもおかしくない。もう刀は折れた、矢もつきようとしている……なあ、あの子はいつまで戦えばいいんだ?





僕は重い病気になったことはありません。

骨折などもしたことがないです。

インフルエンザやノロウイルスにかかり、大変なことになった時はありましたが
概ね健康です。

ですので、五体満足、健康なのが当たり前なのですが、
それって、すごく恵まれてますよね。

日頃は、そういうことを意識せずに生きていますが、
この本を読むと身にしみて感じます。

やっぱり殿堂入りです。
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Comment

健康か

重病の話は、フィクション、ノンフィクション聞くけど、自分に引き当てるとゾッとするよね。しかも確実にやってくる…と。
自分の健康も常住しない。確認させられました。

まぁ…このラノベは読んでないんやけど。気になってたんで、カバンの容量と重さが気にならなかったら貸してほしい。

読みたいんやったら、この記事は見て欲しくなかった…。

うーん、ネタバレがあるときは、題名にネタバレって書いたほうがいいんかな?

まあ、今度学校行くとき持ってくわ-!



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ぼってぃー

Author:ぼってぃー
キノキョウ-昨日より今日、今日よりも明日少しでも前進、向上!

税理士試験、受験生です。
昨日よりきょう、少しでも成長していきたいと思っています。ここでは主に本の紹介をしています。

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