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【本お気に入り】進化しすぎた脳

【本お気に入り】進化しすぎた脳 池谷裕二 講談社ブルーバックス
進化しすぎた脳 (ブル-バックス)進化しすぎた脳 (ブル-バックス)
(2007/01/19)
池谷 裕二

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面白すぎる!!

本書の帯に

「しびれるくらいに面白い!」

とあるのですが、その通り!

面白い!!
講談社ブルーバックスシリーズなのに…、

めちゃくちゃ読みやすいです!

いっぺんに池谷裕二さんのファンになりました。

この本は好きすぎて、なかなか記事にできなかったんですよね。


本書では、池谷裕二さんが中高生と会話をしながら講義をしていく形式なのですが、
池谷裕二さんの姿勢が伝わってきて、すごくいいです。

上から目線で、答えだけを教える、というのではなく
一緒に考えよう、という姿勢です。

正直時間はかかるとは思いますが、
これが最も良い教え方のような気がします。


中高生にもわかるように最新科学をかみ砕いて、教えてくれています。
もちろん、僕にでもわかるように教えてくれています(笑)

理科離れが進んでいるという話を聞きますが、
この本を読めば一気に理科が好きになるんじゃないかな?

学校の先生がこんな授業をしてくれたら、
みんな大好きになるだろうに……。

本書を、中学生や高校生の時に読んでいたら、

進路が変わっていたんじゃないだろうか…。

それほど影響を受け、
またワクワクしました。



すこし長いですが、引用しますね。

動物相手に実験しているとわかるんだけど、下等な動物ほど記憶が正確でね、つまり融通が利かない。しかも一回覚えた記憶はなかなか消えない。「雀百まで踊り忘れず」という言葉もあって、うわぁ、すごい記憶力だな……と、一瞬尊敬に近い気持ちも生まれるかもしれないけど、そういう記憶は基本的に役に立たないと思ってもらったほうがいい。だって、応用が利かないんだから。
記憶があいまいであることは応用という観点から重要なポイント。人間の脳では記憶はほかの動物に例を見ないほどあいまいでいい加減なんだけど、それこそが人間の臨機応変な適応力の源にもなっているわけだ。


税理士試験は、暗記することがかなり多いです。

なんでこんなに暗記ができないんだろう…。

と、落ち込むことも多いのですが、
これを知ってからは、

「まあ、仕方ないか。応用がきかないと意味ないし」

と考え、忘れてもいいや、というスタンスで覚えています。

今は基礎固めなので、長い目で見て暗記していくことにしています。

「なかなか暗記ができない!」なんて
落ち込む必要は、全くないんですね。




池谷 僕も高校の頃とか大学へ入学したばかりの若かりし頃は、科学が大好きで、どちらかといえば科学至上主義みたいなところがあった。「科学的に説明ができないものは信じない」くらいの過激さだったのね。
でも、最近は少し変わってきた。それにはいくつか理由があって、第1は「再現性」を重視する以上、科学が対象にできる現象はそんなに広くないという事実。第2は、もっと本質的な問題。僕がいま「科学的じゃないと信じない」と言ったよね。となると、「信じる信じないって何ぞや」という話になるわけ。「科学的なら信じる」という、その「信じる心」って一体なんですか、と。
学生∪ やっぱりアレですよ……信仰(笑)。
池谷 そう、もはや宗教だね、信じる信じないという話なんだからさ。思い切った言い方をすると、科学ってかなり宗教的なものなんじゃないかな。「科学的」というのは、自分が「科学的」だと信じて、よって立つ基盤の中での「科学的」なんだよね。そう考えると、科学ってかなり相対的で、危うい基盤の上に成立しているんだよ。


科学と聞けば、正しいものように感じてしまいますが、
そうではありません。

むしろ科学が科学であるには『反証可能性』が必要です。

反証可能性とは、
「もしこのようなことが起きれば、いままでのものは間違いでした!」
というものです。

たとえば
A + B = Cというものが一万回実験して、すべて同じ結果になったとしても
もし一万一回目に違う結果になれば
A + B = Cは違うものだった、と認めることが出来るものが科学です。

すごく潔いですよね。

なので、

「科学は絶対だ!」と考えてしまうのは、
科学の懐の広さをよく知らないことからくる誤りです。

もし「科学は絶対」と考えている人がいれば、

それは科学を宗教と見なしていることになってしまいます。




科学で証明できることは相関だけだ。研究者たる者、実験科学の本質と限界を忘れてはいけない。因果関係を証明することは基本的に不可能だ。


まずは限界を知る。

すごく大事です。

それを知らないと見当違いのことをしてしまうかもしれません。

世の中のことには限界があります。

その限界を知ったうえで、何をするのか。

限界があるからと、諦めるのか。

それとも現状を認識した上で、できることをする。

どちらの行動を取るにせよ、まずは現状の限界を知るのが始まりですよね。

そして、
科学における限界は変わらないかもしれませんが、
変わる限界もあります。

限界を知ったうえで、

その限界を突破するのは、すごく楽しいことだと思います。

チャレンジですね!





かなりの量を引用させていただきました。

思い入れがすごく強い本です。


中学生や高校生に読んでもらいたい1冊であり
文系コースを真っ直ぐ進んできたという方にも読んでもらいたいです。

これは万人受けする本だと思いますよ。

すべての方にオススメです!!
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昨日よりきょう、少しでも成長していきたいと思っています。ここでは主に本の紹介をしています。

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